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「聞く耳をもたない」という慣用句の意味を辞書で調べていたら、ある和英辞書に「聞く耳を持たなくなる」の訳語として become deaf と書いてあった。へえ、そういう言いかたがあるのか。で、Collins Cobuild English Dictionary を見ると

deaf
If you say that someone is deaf to people's requests, arguments, or criticisms, you are criticizing them because they refuse to pay attention to them.

とのことらしい。なるほど。

... you are criticizing them because ... というのがミソで、どうやら英語においてもこの表現は相手を非難するときに使うものであって、政治家が国民に対して使うような表現ではないようだ。

とはいうものの、これは悪い態度の比喩に聴覚障害者を使う表現なので、英語ではどうなのか知らないが、自分が英文を書くときにはどうも使いにくいと思う。こういうことをいいたいときは Cobuild のように refuse to pay attention とでも書くか、be indifferent to などを使ったほうがよさそうだ。
コメント
この記事へのコメント
turn a deaf ear とか turn a blind eye というイディオムもありましたね。
blind や deaf は別に差別語ではなく、普通に使って良いと言う英語ネイティブにこれまで複数会いました。PC論者が出てきてからかえっておかしくなったのだという人もいました。とはいえ blind と呼ばれたくないという障害者もいるかもしれません。こうした単語や表現の使い方・ニュアンスをつかむのは非ネイティブには難しいものがありますね。
2010/06/10(木) 01:14 | URL | 子守男 #SHLDkvn6[ 編集]
おっしゃるとおり、英語話者がどう受けとめるかを知るのはむずかしいですよね。すべてのひとが同じ感覚を持っているわけでもないでしょうし。
日本人だって、わたしの親の世代のひとたちは「つんぼ」「かたわ」などと平気でいいます。聞いているほうがドキッとしますが。なので、何人かの母語話者にたずねればわかるというものでもないでしょうね。
2010/06/10(木) 07:16 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
日本語でも、こうした言葉は配慮が必要ですよね。個人的には、少なくてもその言葉を発する人の心の中に、何ら否定的な意味合いを持たなければ、そんなに神経質になる必要はないのではないかと思う反面、やはり公共の場などでは、配慮が必要になってくるのでしょうね。たまに思うのですが、無害な言葉の裏に隠された悪意、逆に今や無神経な言葉グループには入るけれど、言葉の裏に何ら邪念のない発言者の心、いろいろ考えさせられます。
以前、友人の薦めで、イギリスのテレビドラマ『The Office』というのをツタヤで借りて見たのですが、そのうちの一つのエピソードにred nose dayという慈善事業をうながす日に関する話がありました、日本との捉え方、表現の差異を感じられて、とても興味深かったです。

「聞く耳を持たない」、He/She never listens to other people はどうでしょう。

2010/06/10(木) 10:25 | URL | MYM #-[ 編集]
その『The Office』というのは見ていないのでよくわかりません。このページをご覧になる他の方にもわからないと思うので、よかったら、どんな内容のことに興味を覚えられたのかご説明いただければ幸いです。
2010/06/11(金) 08:03 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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