上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
NHK 教育の「トラッド・ジャパン」の再放送を見ていたら、「竹」についての話の中で、司会の江口さんが英国人の Stuart Varnam-Atkin さんに「ししおどし」の「しし」は wild boar のことだと説明していた。あれ、ししおどしは「鹿威し」と書くのだから wild boar というよりも deer のほうがいいんじゃないの、と思った。

ちょっと辞書で調べてみたら「しし」というのは野獣の総称だった。つまり、江口さんとしては「しし」とは beast のことだと説明してもよかったわけだ。いまでは聞かないけれどシカのことをむかしは「かのしし」といったらしい。つまり、「ししおどし」とは「かのしし」や「いのしし」などの「しし(野獣)」を追い払うためのしかけだ。

なお、「しし」は獣肉のことでもあり、宍戸錠さんの「宍」(しし)は「肉」の異体字だ。「宍色」といえば肌色(pale orange)のことである。元をたどれば「鹿(か)の肉(しし)」を「かのしし」、「猪(い)の肉(しし)」を「いのしし」といっていたのが、肉のことだけではなく動物自体も指すようになったのだろう。ちなみに、「唐獅子」というのはライオンの「獅子」をイノシシやシカなどの野獣を意味する日本語の「しし」と区別するためにできた語らしい。

似たようなのに「ナマコ」がある。あれはもともと「こ」と呼ばれていて、「生(なま)のこ」を「生こ(なまこ)」といったと聞いたことがある。だから、ナマコの腸(わた)のことはいまでも「このわた」といわれている。むかしの日本ではいろいろなものを1文字で表していたのかなと思う。
スポンサーサイト
だいぶ前だが、世論調査で83パーセントの国民が小沢さんの幹事長辞任を求めていると新聞で読んだ。

しかし、民主党員なら話はまた別だが、そうでない人たちは彼が民主党の役職を辞めるかどうかなんてことに本当に関心があるのだろうか。こんなことを書くととんでもない世間知らずと思われそうだが、民主党(やその他の政党)の幹事長というのは国民が選挙で与えた役職でもなんでもなく政党が自分たちで決めて勝手にやっているだけのことなので、どうでもよいようにわたしには思える。町内会の役員をだれにするかというようなもので、当事者や関係者には重大事かもしれないが、周りにとってはどうでもいいことではないのか。

まあ、最大与党の幹事長が、事実上、大きな権限なり権力なりを持っているらしいということはいくら政治音痴のわたしでもなんとなく聞いている。しかし、憲法では行政の権限は内閣に属するとしているはずで、政党の幹事長なんて憲法に一切記載のない人物が首相よりも大きな権限を持っているのだとしたらその構造がおかしいのだと思う。政党の役員人事には国民が関与できないのだから権力の濫用を防ぐ手立てがない。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。