上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
中公新書の「新日本語の現場」という本を何かで知り、amazon.co.jp でも高い評価がついていたので買って読んでみた。

読売新聞で連載しているコラムをまとめたものらしい。1 回分の記事は見開き 2 ページで、それが掲載日付順にそのまま掲載されている。

第一部「気になる若者言葉」では、「チョー」と英語の「スーパー(super)」という接頭語、「うざい」の多摩起源説、「じゃん」の三河起源説など、若者言葉とされていることばについての話題が取り上げられている。第二部「氾濫するカタカナ語」では、コンピュータ用語として使われているカタカナ語、お役所で使われるカタカナ語など、カタカナ語(外来語)についての広範な話題が取り上げられている。

新聞の連載記事なので、読者からの意見や感想を随時紹介しつつ話をすすめている部分がある。たとえば、じゃんは三河起源かという記事のあとで、山梨や長野の読者から「うちのほうでもむかしから使っている」という投書がきたことをネタにしてじゃんの起源についての話を発展させている。これは、新聞の特性をうまく活かしたやりかただと思う。

話題が目新しくておもしろいということはない。ほぼ同じぐらいの価格で購入できる「問題な日本語」、「続弾!問題な日本語 」のほうが各テーマがより深く掘り下げられていると思う。ただ、この本は、さすがに新聞の記事だけあって情報源は幅広い。いろいろな分野の専門家から話を聞いているし、新聞掲載時に読者から寄せられた情報もたくさん紹介されている。

ひとつひとつの記事は短く、地下鉄の 1 駅ぐらいの半端な時間でも読めるだろう。会社勤めのひとが上着の内ポケットに入れておけば時間つぶしによいと思う。
コメント
この記事へのコメント
もう15年以上前になる社会人1年生の時に、豊橋にある工場で働いていたので、じゃんの三河起源説というのは、中身は読んでなくても「やっぱりなあ・・・」と思います。「あるじゃんねぇ」とか「ないじゃんねぇ」とかいう言葉が飛び交っていましたから。
2007/06/08(金) 15:28 | URL | Applecheese #xbh23Phc[ 編集]
Applecheese さん、コメントありがとうございます。
そうでしたか。貴重な体験をご紹介くださって、どうもありがとうございます
「じゃん」を横浜方言と思っているひとが多いと思います。しかし、三河から東海道を通って東京に伝わってきたという説も有力なようですね。大学の友人に、静岡市、山梨県北巨摩郡、群馬県太田市のひとたちがいましたが、そのひとたちもふつうに「じゃん」を使っていました。どこが本当の発祥の地かはわかりませんが、安直に横浜方言だと考えるのは違うのだろうなと思っています。
2007/06/08(金) 17:58 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tangoya.blog95.fc2.com/tb.php/100-7f4c3088
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。