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additional という単語は訳しにくい。I have no money というときの no という形容詞が日本語に存在しないのと同じように、日本語にはもともと additional にあたる形容詞がないのだと思う。

This section describes additional factors which you should consider when planning your wedding.

こういった文の additional はどう訳したらよいだろう。辞書には「追加の」「付加的な」「補足の」などの訳語が載っているが、「追加の要素」「付加的な要素」「補足の要素」ではどうもしっくりしない。このような表現は翻訳以外ではほとんど使われないのではないだろうか。

このような文では「その他の要素」のように「その他の」という表現をわたしはよく使う。「追加の」よりは自然だと思うが、もちろん additional をいつでも「その他の」と訳せるというわけではない。

additional の訳語には「さらなる」という和語(やまとことば)もあるが、これもなんだか無理矢理つくったようなことばだと思う。

「超」整理法の野口悠紀雄さんはさらなる」という日本語は誤りだから追放しなければならないとおっしゃっている。「さらなる」は「月のころは更なり」の「さらなり(更なり)」という形容動詞の連体形のかたちになっているが「更なり」は「新しい」という意味であって、additional の意味にはならないという主旨だ。

わたしは「さらなる」という日本語を追放しなければならないとは思わない。だいいち、追放しなければならない理由がない。しかし、野口先生のおっしゃるように「さらなる」が新しいことばだとすると、additional のような外国語の訳語として作られたのかもしれないと思う。
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