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年金記録漏れの件でふしぎなのは、生年月日に「9 月 31 日」というようなあり得ない日付を入力してしまったデータがあるなどといわれていることである。

わたしがシステム屋をやっていたのは 10 年以上前だが、そんな大昔でも「9 月 31 日」のような誤った情報は入力できないように設計するのが常識だった。それだけではない。うるう年かどうかを判断して、うるう年以外の年の「4 月 29 日」という日付も入力できないように設計していた。社会保険庁のシステムがいつごろ作られたのか知らないが非常に高価なシステムだと聞いている。その程度の誤入力防止機能も用意されていなかったというのがちょっと信じられない。

このような誤入力防止機能を業界で俗に「バカよけ」といった。英語では foolproof である。

接尾語の -proof は「(前につけた単語の示すもの)の影響を受けない、(前につけた単語の示すもの)から守る」ということで、たとえば、waterproof lighter(防水ライター)は「水の影響を受けない」、bulletproof glass(防弾ガラス)は「弾丸から守る」という意味になる。つまり、foolproof は「バカから守る」ということである。社会保険庁には、この foolproof 機能がなかったようである。

ところが、childproof という単語はなぜか「子どもから守る」という意味にはならず「子どもを守る」という意味になる。たとえば、childproof toy は「子どもにとって安全なおもちゃ」だ。ことばとはおもしろいものだと思う。


英語表現についての主な過去記事:
Doubting Thomas
水戸黄門の英語表現
scientific wrestler
「さすが」を英語で
貧乏性
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