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以前の記事で「お受験」「お教室」は「ご受験」「ご教室」という言いかたのほうがふつうではないかと書いた。もちろん、こういうことはどちらが慣用かという話であってどちらが正しいという話ではないが、和語(訓読み)には「お」、漢語(音読み)には「ご」がつけるのがすわりがよいと思う。

「受験」「教室」は単独だと「お」のほうが慣用のような気もするが「受験日」とか「教室経営者」であれば「ご受験日」「ご教室経営者」のほうがしっくりくる。

和語なのに「ご」がつくことばはちょっと思いつかないが、漢語なのに「お」がつくことばはある。食に関する用語は、漢語であっても「ご」ではなく「お」をつけることが多いようだ。「お食事」「お料理」「お醤油」「お砂糖」「お味噌」「お新香」「お茶」などである。個人的には、これらの単語に「お」をつけるのはちょっとお上品すぎるので「お」はないほうがよいと思う。

こういうことばに「お」をつけることが多い理由は、これらの漢語が外来語(または外来語的な読みかた)と意識されないほど日常のことばになっているからだろう。また、「おでん(お田楽)」のように女房詞が「お」を多用した影響もあるかもしれない。ただし、やはり何ごとにも例外はあるらしく、「ご飯」は「ご」がつくことばでしかも「ご」をとることができない。

それ以外では、「お電話」「お口座」「お返事」という言いかたもよく使われているようだ。同じようでも「お返信」はさすがにないだろうなと思ったら、Google で検索するとけっこう使われている。わたしとしては「お電話」以外は「ご口座」「ご返事」「ご返信」と言いたい。

もっと新しい外来語、つまりカタカナ語の場合はどうかというと、「お」をつける単語はあっても「ご」をつける単語はないように思う。「お」をつけることのあるカタカナ語は「おビール」「おテーブル」「おソース」「おジュース」「おトイレ」「おタバコ」ぐらいだろうか。どれも生活に密着した単語である。これらも、個人的には「お」をつけたくない。


関連記事:
お受験のお教室

追記:漢語に「お」をつけたかたちは「ご」をつけてもおかしくないものが多いようである。ここで書いた「お食事」「お料理」には「ご食事」「ご料理」という言いかたもあるようだ。「ご電話」はないだろうと思ったが、Google で検索するとそういう表記も見つかった。さすがに「ご茶」とは言わないと思うが「ご茶碗」はどうか。
コメント
この記事へのコメント
「おビール」は昔から言われている不自然な丁寧語ですが、
そろそろ廃れてほしいですよね(笑)。ちなみに私、
「お食事」「お醤油」等々は普段、普通に使っていますが…(^ ^;)
2007/06/24(日) 08:14 | URL | すー #-[ 編集]
「おビール」「お紅茶」などは、やはり女性がよく使うみたいですね。假屋崎省吾さんも使うかもしれませんが(笑)。あと、料理番組はよく「おさとう」「おしお」「おさかな」というような言いかたをしますね。あれはなぜなんでしょう。
2007/06/24(日) 08:36 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
假屋崎さん、言いそうですね(笑)。「おビール」系は、オネエな方々と夜の蝶の皆さんにお任せしましょう!
「お砂糖」「お塩」などは、私はむしろ“女の子なんだから丁寧な言葉を!”と「お」をつけることを推奨されて育ってきたので何とも言えないですね☆ お魚くわえたドラ猫~♪も毎週見てましたし(笑)
2007/06/25(月) 07:27 | URL | すー #-[ 編集]
「おビール」は、假屋崎省吾さんは言いそうですが、なぜか美輪さんは言わなそうな気がします。
故土井勝さんも食材に「お」をつけていましたが、そのほかにも「おこたち」のようなかなり特徴のあるとても丁寧なことばを使っていらっしゃったように覚えています。食材に「お」をつけるのは食材に敬意を払う気持ちがあるのかもしれませんね。
2007/06/25(月) 07:49 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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