上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
前回「ようつべ(YouTube)」「ほめぱげ(home page)」といった隠語は気恥ずかしくて使えないということを書いたが、「おあいそ(お勘定)」「あがり(お茶)」「しゃり(ごはん)」といった寿司屋の隠語、符丁も気恥ずかしくてわたしは使えない。

そういうことばを使っているひとを非難する意図はない。通じるのであれば使うのは自由だと思うが自分は使えないということだ。これは理屈ではなく感覚の問題なので自分でも一貫性が取れているわけではない。「ガリ(ショウガの甘酢漬け)」も符丁だといわれているが、この語はわたしも使う。

ガリって本当に符丁なのかなと思って広辞苑で引いてみたが、寿司屋の符丁だとは書かれていなかった。もちろん、本当のところはどうなのかわからない。

がり
(古く、大きなショウガをがりがりとかんで食したことからという) 握鮨・押鮨などで、口直しに添える薄切りにして熱湯に通し甘酢につけたショウガ。(広辞苑第四版)


寿司屋の符丁といえば「むらさき(醤油)」というのも有名だ。これは女房詞(にょうぼうことば)ではなかったか。女房詞についてはこのブログでこれまでもよく取り上げてきたが、むかし宮中の女官が使っていたことばで、これまた隠語である。たとえば、「おでん」「おこわ」「おかき」「しゃもじ」などはいまでも使われている。隠語でもこのくらい人口に膾炙すれば使うのが気恥ずかしいということはない。

ところが、「むらさき」を広辞苑で引いてみると「(女房詞) 鰯(いわし)。」とあった。あれれ、醤油のことじゃあなかったのか。


関連記事:
ようつべ、ほめぱげ
美化語「お」と「ご」について
日本語の歴史
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tangoya.blog95.fc2.com/tb.php/134-98437a4c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。