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ベルギーはムール貝が有名で、前菜としてバケツ 1 杯の茹でたムール貝が出てくる。現地の人は女性でもそのバケツ 1 杯の貝をぺろりとたいらげてしまう。最初の 1 つを食べたらその殻をつかみばさみとして次々と食べるのが正しい食べかただと聞いた。ベルギーで仕事をしたとき、現地に住んでいる日本人男性ふたりといっしょにあるレストランでそのバケツムール貝を食べた。

このカラスガイというやつは日本では食べないのかねえ
「いや、これはカラスガイではなくてムラサキイガイという貝ですよ。これとまったく同じではありませんがほとんど同じイガイという貝をわたしの実家では食べますよ。わたしも子どものころから食べています」
それはちがうよ、そんなのはムール貝じゃない

その人は顔を真っ赤にして怒った。その人がなぜ怒ったのか未だにわからない。自分の住んでいる国、ベルギーの名物料理をけなされたような気持ちになったのだろうか。わたしは別にけなしたつもりはなかったのだが。

イガイ(貽貝)はやや細長いほぼ真っ黒の貝で、養殖の牡蠣や桟橋などに真っ黒のかたまりになってくっついている。ベルギーで食べられているムール貝(ムラサキイガイ)の半分かそれ以下の大きさしかない。

たんご屋の郷里ではこれを「クロクチ」と呼んでおり、塩茹でにしたり味噌汁の具にして食べる。茹でたものを酢につけて食べることもある。味はムール貝と変わらない。

しかし、少なくともわたしの郷里では市場に出回るような食材ではない。食べるつもりなら食べられるし家庭料理として食べることもあるけど、それほどよく食べるものではないし、ごちそうというわけでもない。おからとかパンの耳に近い存在だろう。牡蠣ほどうまみが強くなく、ノロウィルスを媒介したり貝毒があったりすることがあるのも、あまり食べられない理由の 1 つかもしれない。

貽貝は英語で hard-shelled musselsea mussel、ムラサキイガイは blue mussel というらしい。日本語では「瀬戸貝」「東海美人」「淡菜」ともいうそうだ。「ニタリ貝」という名前もあるが、これは女性の身体の一部に似ていることから付いた名前である。

(以前別のブログに書いた記事を改変して再掲しました)
コメント
この記事へのコメント
ベルギーのムール貝料理。
とても懐かしい響きだったのでコメントさせていただきます。

私はベルギーの本場のものを食べた訳ではありませんが、NZに居た頃、よくベルギー料理のパブ(レストラン?)でポットで蒸し焼きされたムール貝を堪能していました。

日本ではパスタのペスカトーレを食べる時に入っている貝でもあまりスーパーで見かけることは無かっただけに、高級品だと思っていました。NZではスーパーには必ずいけすの様な透明の入れ物に入って普通に、しかも手頃な値段で売っていたので、自分でもよく焼いたり、酒蒸しにしたりして食べていました。だんご屋さんの仰る通り、海岸に行くと岩に真っ黒い貝がびっしりくっついていて、取り放題!と喜んだこともありました。

ムール貝を利用したタイ料理のレシピもお気に入りなので、以前タイ料理レストランで思い存分食べた記憶があるのですが、「貝毒がある」というのを聞くとちょっと気をつけて食べないとなぁと怖くなってきました。
2007/07/19(木) 15:17 | URL | 頑張る母ちゃん #-[ 編集]
このようなしがないブログにコメントをくださって、どうもありがとうございます。
ニュージーランドにもベルギー料理店があるのですね。ベルギー料理は世界でも評判が高いらしいですね。でも残念ながら日本ではあまり知られていません。わたしは、ベルギーでムール貝はあまり好んで食べずにベルギービールばかり飲んでいたのですが(笑)。
貝毒の話ですが、わたしも専門家ではありませんし、あまり心配していただいても困ります。ふつうに市場で流通している商品であれば問題ないと思いますよ。海にいるものを自分で獲って食べるのは、うーん、自己責任ですね(笑)。
2007/07/19(木) 18:41 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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