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ずさんな中国製品のことが話題になっているが、わたしも被害にあったことがある。といっても食に関することではない。まあ、むかし香港に住んでいたことがあるので食に関することでも知らないうちに被害に遭っているかもしれないが。

香港で中国象棋を覚えた。マグネット盤を求めてふだんはそれを使っていたのだが、好事家としてはやはりちょっと高級な木製盤駒で指してみたくなった。そこで、中国系百貨店に行き木製の盤駒を買った。うちに帰って駒箱を開けてみると、なんと、本来あるべき駒が 1 枚足らず、代わりに別の駒が 1 枚多く入っていたのである。日本将棋でいえば角行が 1 枚と飛車が 3 枚だったようなものといえばわかりやすいだろうか。

「なんじゃこりゃ」とびっくりしたが、苦情を言っても無駄だろうなと勝手に考えてそのまま飾りとして部屋に置いておくことにした。それで中国象棋熱も冷めてしまった。

中国象棋(シャンチー)、西洋将棋(チェス)、日本将棋は世界の三大将棋だという。日本で言われていることなのでむりやり作ったんじゃないのという気もするが、競技人口の多さや専門棋士がいることなどを考えるとそれほど我田引水ないいかたでもないのかもしれない。世界には、タイのマークルック、朝鮮半島のチャンギといった将棋もあるらしいが、三大将棋ほどさかんではないようだ。

将棋は、インドのチャトランガというゲームが発祥だという。西洋に伝わったのが西洋将棋であり、東洋に伝わったのが中国象棋、朝鮮将棋、マークルック、日本将棋だといわれている。日本将棋の伝来については、おもしろいことに北伝説と南伝説があるようだ。

たんご屋は上記三大将棋のどれも指すことができるし指したことがあるが、どれがおもしろいかというとそれはもう圧倒的に日本将棋である。わたしが日本人だからということもあるかもしれないが、香港の中国人で日本将棋を覚えたひとも日本将棋のほうがダイナミックでおもしろいといっていた。それに、たんご屋は中国象棋がけっこう強い。自慢ではないが(いや自慢だが)、香港の中国人にほとんど負けたことがない。ルールを覚えてすぐに指したゲームに勝ったぐらいである。それでも、日本将棋のほうがおもしろいと思う。

島国日本らしく、日本将棋には、将棋類の中で唯一、相手の駒を利用できる(持ち駒)というルールがある。狭い国土の日本ではいくさの相手を根絶やしにするより捕虜にして自分の味方にしたほうがよいという考えが背景にあるのではないかといわれている。このルールのおかげで日本将棋は、終盤になればなるほど戦況が複雑になり、引き分けも少なく、最後の最後までダイナミックで逆転の可能性も多いという非常に優秀なゲームになっているようだ。


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