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no-single-point-of-failure ということばがある。略語は NSPOF である。わたしのもっている辞書でこの単語を収録しているものはなかった。現時点ではオンラインの英辞郎にも収録されていない。どういう意味かというと「機器が 1 つ壊れただけで全体が停止することがないようにシステムを組み立てること」である。

個人のパソコンは使用時に起動して用が済んだら停止するが、多くのひとの利用するコンピュータ システムは常に稼動状態(up and running)でなければならないことが多い。

しかし、機械というのは壊れることがある。どこかの部品が壊れたり機能が低下したりすることはありうる。それでシステム全体がすぐに停止してしまっては困る。そのため、構成部品を複数用意しておくという方法がある。本来は 1 つしか必要がなくても、わざと同じものを 2 つ使用するのである。こういった方法は二重化とか冗長化とかいわれている。英語では redundancy である。そして、このような構成によってシステムを停止しにくくしたものを no-single-point-of-failure というのだと思う。

いってみれば常にスペアを用意しておくということだから資源は必要以上に使うことになる。効率よりも安全性を重視しているわけだ。無在庫生産のカンバン方式とは逆方向の発想である。カンバン方式はすべて順調な状況なら効率がよいが、部品の供給元が 1 つ停止しただけで生産全体を停止しなければならない。

人間に肺や腎臓が 2 つあるのもこれと同じ理由だと聞いたことがある。本当かどうかは知らない。その割りには脳や肝臓は 1 つしかないが、それらは大きくて能力に余裕があるということか。


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power cycle、Vulcan nerve pinch など
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2009/01/27(火) 10:15 | | #[ 編集]
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