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仕事がら辞書を引くことが多い。考えてみれば年中辞書を引いている気がする。子どものころから辞書を引くのが好きだった。今の仕事は自分に合っていると思う。

以前、自分の書けない漢字やちょっとでも気になる表現があれば辞書で確認して書けるように練習しながら本を読むととても勉強になると書いた。それはまさに勉強、つまり学習のためにやることであって、文芸作品を楽しむつもりならできるだけ辞書を引かないほうがよい。

小説を読んでいるときにいちいち辞書を引いているとせっかく入り込んでいた世界から何度も出てこなければならなくなる。実際に辞書を引かなくても「この漢字はわたしには書けないな」などと文字面を気にしながら読んでいたら小説の世界に没頭することができない。それでは小説を楽しめないし何のために本を読んでいるのかわからない。時間がもったいないだけである。

また、詩を読むときに辞書を引くことにはまるで意味がない。詩にもいろいろなものがあるのだろうが、ほとんどの詩は辞書の定義で解釈してよいようなものではないと思うからだ。

しかし、英語の本の場合は、学生さんを含むほとんどの日本人は英語学習のために読む。だから、小説であっても詩であっても辞書を引きながら読むのが当然だろう。

大学に入った年に、The Old Man and the Sea、Chariots of Fire、The Catcher in the Rye などの英語の本を読まされた。そのとき、米国人の先生は口を酸っぱくして辞書を引くなと学生にいった。自分たち英語ネイティブだって読んでいて知らない単語が出てくるけれど辞書は引かないと先生はいうのである。

しかし、その前の年まで田舎の高校生だった子どもが辞書を引かずにそういった本を簡単に読めるわけがない。同窓の学生たちは辞書を引きながら読んだに違いない。わたしはくそまじめなのかいいかげんなのか、その先生の教えのとおり辞書を引かずに読んでしまった。そういう無理なことをすると、なんとなくわかったような気がしているが明確には理解できていないことも自覚できているという状態になる。しかし、同じ本を再び読もうという気にもなれない。実にもったいないことをしてしまったと思っている。

ただし、知らない単語や知らない表現があることを恐れなくなったとはいえる。長文読解問題のある何かの試験の前に一時期だけそういう読みかたをすることは意味があるかもしれない。


関連記事:
辞書を引きながら本を読むこと
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コメント
この記事へのコメント
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2007/08/11(土) 12:11 | | #[ 編集]
洋書の多読という英語学習方法でも原則として辞書は引かないらしいですね。
小説で辞書を引いてばかりの私のブログは肩身が狭いです~!
といっても辞書を引くのは好きなのでやめませんけどね♪

詩や小説には、文脈とは違う意味や語源にもとづいたシャレがありますよね? 気がつかなくても文章の大意をつかむのに影響はないけれども、気がつけばニヤリとできるような。そういうのは辞書なしで読んでわかるのでしょうか?
論説文の方が、わざとあいまいに取られるような書き方はしないし、最悪でも結論さえわかれば良いのですから、辞書がなくても何とかなるような気がしますが…。

それに詩は特に音韻やリズムも大事ですから、読み方やアクセントを確認するために辞書を引くことも私にはありますねぇ。
2007/08/11(土) 13:27 | URL | ぐうたらぅ #-[ 編集]
少しでもお役に立てればと思いました。応援しています。がんばってください。
2007/08/11(土) 19:13 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
多読とか速読ということに興味がないのでよく知りませんが、そういう指導がされることはあるでしょうね。でも、ぐうたらぅさんのなさっていることは多読とか速読とかいうこととは関係がないと思っていましたが、いかがでしょうか。
辞書なしで英文を読むことはわたしにはできません。それを目標に勉強しているひともいらっしゃるのでしょうけれど、わたしの英語の実力では、あと 2 回ぐらい生まれ変わらないとその域には達しないでしょうね。洒落については、辞書を引くかどうかはともかくとして、ネイティブがネイティブの言語を読んでいても、わからないひとにはわかりませんよね。また、辞書を引いて「なるほど」と思われるような理解のされかたを著者は想定していないでしょう。それは文学だけではなく演劇や音楽などでもそうです。わからなければわからないでしかたがないのでしょうね。
2007/08/11(土) 19:16 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
たんご屋さん。確かに、例えば日本の新聞(うちは日経)読んでても、わからない言葉、はじめて見る単語あります(単に無知?)。まあ、日本語の場合、漢字から意味を推測できるので助かりますが。ですから、洋書等、英文も辞書なしでって思うんですけど、やっぱりこう、もやもやした感じが残りますし、それならまだいいほうで、さっぱり意味不明!なんてこともしょっちゅう。おまけに国際政治なんかだと、辞書引いても意味不明!だったり。。。お恥ずかしい。どーしたらいーんでしょうかねえ。学生のとき、大苦手のドイツ語で、推理小説だったがために、もう、文法も何も無視して、とにかく単語片っ端から引いて読み進めた記憶もあります。
2007/08/11(土) 23:02 | URL | さんでぃ #-[ 編集]
わたしも日本語の新聞や本を読むときに辞書を引くことはまずありませんね。どうしても理解しなければならないような状況はまずないので、わからなければ読むのをやめてしまいます。というか、最初から読まないな、そういう本や記事は。
英語も、仕事以外で英文を熱心に読むことはありませんので、興味のわくことが書いてあればちょっとだけ読んでみるということはあっても、むずかしくて読めないと思ったら読むのをやめてしまいます。学生と違って、どうしても読まなければならないわけではありませんから。
それでも、ネット上の英文ならマウスオーバーで簡単に辞書を引けるので、辞書を引きながら少し読みすすめることはあります。それも、面倒になったらやめてしまいますけれどね。
2007/08/12(日) 08:26 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
実は。多読。やってます。。多読提唱者の酒井先生がサイトを作られた5年程前から。受験の頃は、勉強すれば面白いように点数のあがる他の教科と比べ、どんなやり方を試しても全く点数のあがらない英語に業を煮やし、時間の無駄だと思い勉強するのをやめました。。本は歩きながら読むくらい乱読ですが。。一度、小学校3年生向けのイギリスの歴史本を読んで、こんな英語の本を一杯読めば、きっと英語アレルギーは治るだろうな、と思ったのですが。そんな私には、これしかない~って。とびつきました。私の両親は英語を使って仕事をしており、辞書が大好き。どの部屋にも辞書があり、ことあるごとに辞書を引け、と押し付けられ、どの単語も日本語で言え、と強要されていたのも、辞書が大嫌いになった理由の一つです。ね。
私が英語をやっている理由は。。英語で専門書を読んで必要な部分をぱぱっとピックアップする能力と、論文を書く事。専門分野の人と言い合うこと(まぁていよくいえばディスカッション)。どうしても最新のものは。英語の文献しかないし。。酒井先生には。。目標が高すぎるとは言われ。かなりカチンとしました。それ以外のどんな目標があるんだ?とそのときは、いいかえせませんでしたが。。sss多読のサイトには英語が大好きな方が一杯いらっしゃるので。ちょっとずれを感じてはいます。なにぶん、英文学には全然興味がございませんし、別に嫌いな英語を趣味にしようとも思いませんし。
2007/08/13(月) 06:11 | URL | Little My #GMiUtySc[ 編集]
わたしが本を読むのは楽しみのためか情報を得るためのどちらかです。もともと日本語でも英語でも本をあまり読むほうではないのですが、とくに中年になってからは、いまさら語学学習のためだけに読書をしているひまはないと思うようになりました。英語を学習するのは情報を得たり伝えたりするためであって学習自体が目的になってもしょうがないとわたしも思います。
わたしの親は Little My さんのご両親と違って英語はまったくわかりません。で、逆に「○○ってどういう意味だ」と聞かれることがあります。どういえばいいのだろうとしばらく考えていると「なんだ、知らないのか」と言われてしまいます(笑)。というのは、英単語の意味を即座に日本語で言うのってむずかしいのです。少なくともわたしには、たとえば entry とか commit のような、日本語で言えと言われたらちょっと詰まってしまう単語がたくさんあります。まあ、当たり前のことですが、辞書というのは日本語訳が書いてあるのではなくて意味を説明しているのですよね。
2007/08/13(月) 07:15 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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