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謎解きの英文法 文の意味
ISBN:9784874243237 久野□/高見健一 くろしお出版 2005/04 1,500円

掲題の本を読んだ。帯には次のように書いてある。

正直な男が、嘘つき??
Mary says that that honest man is a liar.
この英文、支離滅裂に見えますが、実はちゃんとした適格文。
実際にネイティブが使う英語には、学校で教わった英文法では説明のつかない「謎」がいっぱい。
進行形、受身文、使役文、直接/間接話法など、そのような謎を解くと、本当の文の意味が見えてきます。

この Mary says … という文は、honest といっているのはだれかというところがミソである。ただ、それは間接話法を正しく理解しているかどうかという問題であって「学校で教わった英文法では説明のつかない謎」ではないとは思うが。

この本は、使役の make、have、get、let の意味の違いといった実用的な知識が一部書かれていて、それ以外のほとんどの部分は、構文は正しいが意味としては正しくない文についての説明になっている。

Hamlet was read by John yesterday.
I sent Indonesia the letter.
It was Paris that John doesn't live in.

これらの文は、構文は正しいが(よほど特殊な文脈でないかぎり)成立しない文であるとこの本はいう。そして、なぜこのようにいうことができないのかということを理詰めで精緻に説明している。説明の内容はいちいちもっともである。しかし、上のような文が変であることは理屈でなくて感覚でもわかるような気もするけれど。

章の合間に入っているコラムがおもしろい。とくに、「John donated the museum a painting は本当に『間違い』か」というコラムは参考になった。
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