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コンピュータ関係の文書では「動作する」という表現をよく使っている。英日翻訳では、run、act、operate、work、function などの動詞を「動作する」と訳すことが多い。

変な日本語だという意見もあるようだ。「作動する」の間違いではというひともいるかもしれないが、「作動する」は「機械が運転しはじめること(新辞林)」という意味で「動作する」とは違う。「動作する」は(持続的に)はたらくという意味である。

新辞林には「動作する」という動詞はなく「動作」という名詞として次のように書かれている。

どうさ【動作】
体を動かすこと。また,体の動き。挙措。所作。
(新辞林)

こういう抽象的な意味の名詞に「する」をつけて安直に動詞にしてしまっているところが「お茶する」とか「科学する」のような違和感を覚えさせるのだろう。からだの動きのことを機械の動きの意味で使うのは「挙動」もそうだし英語の behavior もそうだから変だとは思わない。

もう 1 つ、このことばが変わっているのは自動詞だか他動詞だかよくわからないということである。たとえば、次のどちらの使いかたもある。

このようにしてプログラムを動作します
このソフトウェアは、Windows XP Professional x64 Editionで動作します

わたしも何か変だなと思うことがあるが、広く使われているので別の表現を使うわけにもいかない。技術分野独特の方言のようなものだろうか。


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