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渋谷の女子高校生の話していることば(ギャル語)の 1 つに KY というのがあるらしい。山本寛斎さんのことでも吉行和子さんのことでもなく、「空気(K)読めない(Y)」という意味だそうだ。

周りの空気を理解すること、理解できるかどうかということにそんなに若いころから高い関心があるとは、さすが「和をもって尊しとなす」の国だなあと思う。生意気ざかりの若者が場の空気を保つことに執着するというのは、西欧でも他のアジアの国でもあまり見られない現象ではなかろうか。

「空気を読む」を英語ではどう表現するかを少し考えてみた。

そういえば air にも「雰囲気」という意味がある。read the air と言えればいちばんわかりやすいと思ったが、どうもそういう言いかたはないようである。

であれば、atmospheremood を使うのがよさそうで、たぶん、sense the atmospherefeel the atmospheresense the moodjudge the mood といった表現が使えそうだ。

追記:
わたしは空気を読むことが苦手だし「空気を読む」ことを半ば強要するような「空気」は嫌いである。そういう「空気」というのは、勢力の強い側にとっての快さを保つためのしかけになっていることがあると思う。また、「空気が読めない」といって他人を非難する行為は、「みんなのための意見」であるかのように偽装された「本人だけの意見」にすぎないということも多いだろう。
コメント
この記事へのコメント
たんご屋さんのブログのファンです。いつも興味深く拝見させていただいています。
よく、たんご屋さんの記事に「なるほど」と同意する事が多いです。今回も、「まさに、その通りですね。」という気持ちを強く感じたのでコメントさせていただきました。

和を大事にするのは、とてもいいこと。でも、だからって、自由に意見が出せない社会も問題ですよね。
2007/08/21(火) 16:52 | URL | biscuit #-[ 編集]
はげましのおことば、どうもありがとうございます。
なんというか、権力や権限のあるひとが「和を損ねる」と主張して自分の望まない考えかたを排斥するということは世の中にけっこうあるような気がします。それはかなり強力ですよね(笑)。たいていの日本人はあえて和を損ねることを望みませんから。
2007/08/21(火) 19:38 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
read between the lines は、書かれたもの以外にも使えると習ったことがあるので、状況によっては「空気を読む」に使えるかもしれません。

私も空気を読むことを強要されるのは嫌いですが、会社勤めのせいでしょうか、あまりに「空気の読めない」人も困りものだと思っています。相手が「こう考えているのだろうな」と思っても、それを口に出すか、腹の中に収めるかで大きな違いを生むことが現実としてあります。「言わぬが花」に当たる言葉は英語にもありますし。
2007/08/22(水) 01:18 | URL | 子守男 #SHLDkvn6[ 編集]
なるほど、「空気」は「言外の意味」でもありますね。ありがとうございます。

言外の意味を汲み取るのは日本の社会人にとって重要な技能なのでしょうね。わたしはそれができなかったので、会社勤めがつらかったし、それが会社を辞めることにつながったのかもしれません。

言外のことを考慮することを当然のように他人に求めるのは「フェア」でないような気がしてしまうのです。学校のいじめや社会での差別の現場ではそういった「空気」の押しつけが行われていて、空気に逆らえないひとが心ならずもいじめや差別に荷担してしまうということもあるでしょう。いじめや差別というような大げさなことではなくても、会社での派閥闘争とか主導権争いなどでは「空気」の押しつけ、奪い合いがふつうに行われているのではないかという気がします。そういうやりかたは道理とか議論を最初から拒否していますから、フェアでないとわたしは感じるのだと思います。
2007/08/22(水) 06:29 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
改めて考えると、私が使った「空気を読む」とは、いい意味で「言外の意味を考慮する」、つまり「他人を思いやる」ということなのですね。逆に言うと、「他人のことを考慮せずに自己主張ばかりする」という意味で「空気の読めない」輩が増えているようなのが気になっている、ということです。
2007/08/23(木) 01:41 | URL | 子守男 #SHLDkvn6[ 編集]
うーむ。「他人を思いやる」空気というのを想像してみましたが具体的に思い浮かびません。
どうも、「空気」というと「無言の圧力」とか「暗黙の強制」とかいった否定的なことばかりをわたしは連想してしまいます。何かコンプレックスがあるのかな。
まあ、ある空気がよいものか悪いものかというのは主観にすぎないでしょうけれど。戦時中の日本はおちゃらけたことなどとても言えないような空気だったと聞いていますが、それを無意識に強制していた側のひとたちは善意に満ちていたのでしょうから。
会社だと、社内旅行に行かないとはいえない空気とか、サービス残業を拒否できない空気とかありますよね。あれも圧力をかけている側には圧力をかけているという自覚がなくて(むしろだれもとっても有益なよい習慣を維持していると信じていて)圧力を受けている側だけが不条理を感じているのでしょうね。

追記(07/08/24):
そうか。「察してあげる」ということですね。「察しがよい」とか「気が利く」ということでしょうか。わたしも察しが悪いな(笑)。たしかにそれは重要な資質ですね。
2007/08/23(木) 07:58 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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