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「サラダ油」は「サラダユ」か「サラダあぶら」か。テレビのお中元のコマーシャルでは「サラダユ」といっているような気がする。しかし、わたしは日常では「サラダあぶら」といっている。

「胡麻油」「椿油」「菜種油」は、「ゴマあぶら」「つばきあぶら」「なたねあぶら」というように思う。「ゴマ」「つばき」「なたね」のような日本語としてこなれている語については「ユ」ではなくて「あぶら」と読んだほうがすわりがよいのだろうか。

「オリーブ油」は「オリーブあぶら」ではなくて「オリーブユ」だと思う。もっとも、いちばんふつうなのは「オリーブオイル」だろう。

「落花生油」はむかし香港でよく使っていた油だが、日本語でどう読むかということは考えたことがなかった。「ラッカセイあぶら」かなと思ったが、Google で検索してみると「ラッカセイユ」というのがふつうのようだ。まあ、これも「ピーナッツオイル」というのがふつうかもしれない。

こういったものは正しい読みかたが 1 つきまっているわけではなく意味がわかればよいのだろう。「北京五輪」は、「北京オリンピック」でも「ペキンゴリン」でもよい。「ヤマザキナビスコ杯」は、「ヤマザキナビスコカップ」でも「ヤマザキナビスコハイ」でもよい。つまり、文字としてのかたちはあるけどきまった読みかたはない。日本語には、こういうまるでピクトグラム(pictogram)のような語がたくさんあるように思う。


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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。実は、いつも不思議だなぁと感じていることを、たんご屋さんが取り上げて下さることが多いんです。私も「サラダあぶら」と発音していましたが、ある時「サラダゆ」と発音されているのを聞いて以来、注意して聞くようになりました。「サラダゆ」のほうが多いように感じていましたが、つい先日NHKの料理番組で「あぶら」と言っていたのをはっきりと覚えています。(ただ、料理研究家の方の言葉かアナウンサーの方のものだったか忘れてしまいました。) 富士山と浅間山の「山」の読みの違いは慣用の違いで、また別の話になりますか…。日本語を学習する外国人の方には難しいでしょうね。
2007/08/31(金) 23:46 | URL | mamarimama #-[ 編集]
そうですね、テレビでは「サラダゆ」のほうが多いような気がします。どちらでもよいのでしょう。日本人はことばを耳(音)よりも目(視覚イメージ)で認識しているような気がします。「さらだゆ」と聞いたときに「サラダ油」という字とともに「サラダあぶら」という別の読みかたも思い浮かべていますよね。「わたくしりつ」とか「いちりつ」なんていう言いかたで会話が成り立つのはその典型ですが。日本はむかしから識字率が高かったから、そうなったのかなあ。
2007/09/01(土) 00:31 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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