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各種写真商品の分類名を訳した。その中の 1 つに performers という分類名が出てきた。

どう訳すべきかはもちろん内容によって決まる。その内容を確認すると、楽器の演奏者、ダンサー、俳優などを指す分類だった。みなさんならどう訳すだろうか。

わたしは「パフォーマー」かなと思った。しかし、これは英語をそのままカタカナに置き換えただけの言葉だから、まったく訳していないともいうこともできる。そういう翻訳は好みではない。

他の有力な訳語に「芸人」がある。しかし、日本語で芸人というと落語、漫才など演芸関係の人という印象が強いと思う。ピアノ奏者、バイオリン奏者、舞踏家、映画俳優などは、広い意味では芸人に違いないが、芸人という範疇に入れないことが多いような気がする。そこで、悩んだ末「演奏演技者」と訳した。

この翻訳はとてもありがたいことにフィードバックがあって、修正された最終原稿が送られてきた。その最終原稿では「演奏演技者」は「芸人」と修正されていた。そして「直訳を避け、なるべく自然な日本語にしてください」というコメントがついていた。

うーむ。たしかに大和詞という意味では「芸人」のほうが自然なのかもしれない。しかし、自然であればよいというわけでもないと思う。そのあたりは、もう個人的な感覚に依存することになるのかもしれない。
コメント
この記事へのコメント
・・performer なるべく自然な日本語だと「芸人」になるのですか(なんとなく溜息)そうでうか。都会生活をしていたころ舞台関係のお仕事もかじりました。クラッシック演奏家(楽器演奏者・声楽家)ダンサー・・様々なperformerを拝見しましたが、芸人という言葉が一番かけ離れているような気がします。勿論個人的な感覚ですが(笑)言葉を扱う翻訳。シンプルな言葉がなるほど難しいのですね。
2007/03/19(月) 08:48 | URL | のら #-[ 編集]
わたしの個人的な感覚では、クラッシック演奏家(楽器演奏者・声楽家)やダンサーも広い意味ではたしかに「芸人」だと思います。演奏、歌唱、演技などで客からお金をもらう職業であることにはちがいありませんから。西洋の楽器演奏者だってダンサーだって、わかりやすい日本語でいえば「お抱え(雇われ)芸人」「旅回り芸人」でしょう。
ただ、本文に書いたように、「芸人」という日本語は最近はそういうやや広い意味ではなくて「寄席芸能の人」という意味でよく使われていると思うのです。フィードバックをくれたのは英国在住の人ですから、もしかすると「芸人」という単語が日本で最近どのように使われているかをご存じないのかもしれません。
大和詞だから自然とはいえないのでしょうね。たとえば、light の訳語として「明かり」よりも「電灯」「ライト」のほうがしっくりするであろう文脈も多いと思います。
2007/03/19(月) 09:15 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
あれれ。よく考えると「芸人(ゲイニン)」は大和詞(やまとことば)ではなかったですね。「よく使われる日本語」と置き換えて解釈してください。失礼しました。
2007/03/19(月) 09:23 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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