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野球のダルビッシュ選手が沢村賞を受賞したとのニュースで、アナウンサが
「ダルビッシュ選手は結婚も決まっていますし、いいことづくしですね」
といった。うーん、自分なら「いいことずくめ」というなあと思った。

そういえば、「づくし」と「ずくめ」はどう違うのだろう。広辞苑で調べてみた。

づくし【尽し】
(接尾)名詞の下に添えて、その類を全部ならべ挙げる意を表す語。「国―」「宝―」

ずくめ【尽】ヅクメ
(接尾)名詞に添えてその物ごとだけである意を表す語。「黄金―」「結構―な話」

うーん、やはり、よく似た意味ではある。でも、わたしもおおむね同じように認識している。

これを踏まえて、自分の感覚を自分なりの表現で説明してみる。

「づくし」は、「牡蠣料理尽くし」「山菜尽くし」のようにいろいろな要素があってそれらのひとつひとつを列挙できる場合のいいかただと思う。「ゲームもない、テレビもない、本もない、ないないづくしの田舎暮らし」といえば、やはり、要素をひとつひとつ意識している。

「ずくめ」のほうは、「黒ずくめ」「辛いものずくめ」のように、個々の要素のことよりも、ともかく、そればっかりだ、といいたいときに使うような気がする。「田舎暮らしはよいことずくめ」というときは、要素を列挙したいのではなく、ともかくよいことばかりあるよ、といいたいのだと思う。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは。
個々の要素を意識するかどうかの違い…なるほど、とても納得しました。
今日たまたま料理番組で「安くて美味しくて、そのうえ環境にも優しいなんて、いいことづくしですね」というコメントを聞いて、何だか違和感があったんです。要素を列挙しているのに…? それで、私なりに考えてみました。
「づくし」は相手主体、「づくめ」は自分主体(少なくとも相手は意識しない)という感覚はないでしょうか?
「づくし」は人のおかげで(人のせいで)提供されたもの、という感じ。
「づくめ」は自分で埋めつくした、または誰がやったか知らないがそうなっていた、という感じ。
上の例では「自分で作った料理なのに」というのが、私の違和感の中身だったみたいなんです。いかがでしょう??
2007/11/06(火) 21:09 | URL | totoco #-[ 編集]
なるほど、おっしゃるとおりだと思います。
「づくし」は旅館とか料理屋でよく聞くことばですし、「心尽し」ということばからの連想もありますので、おっしゃるような含意がある気がしますね。
対して、「ずくめ」は、かな表記はなぜか「くめ」なのですが、内観的というか自省的な感じがしますね。
とても参考になるご意見、どうもありがとうございました。
2007/11/06(火) 22:16 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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