上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
北近畿というのは、文字どおり近畿地方の北部である。具体的には、兵庫県北部、京都府北部、福井県に該当する日本海に面する地域だが、東京では山陰や北陸ほどは知られていない。

たんご屋の郷里は、このうちの京都府北部で、旧国名を「丹後(たんご)」という地域である。東京に出てきて以来、「京都に海があるの?」と何回いわれたことか。「知らなかった」ならばまだよいが、こいつうそついてんじゃないのというような態度でいつまでもいぶかしがるひともいる。最後まで信じてくれなかったひともいた。京都に海があるというのはそれほど衝撃的な情報らしい。

現在放送中の NHK の連続テレビ小説「ちりとてちん」の舞台は福井県の小浜でわたしの郷里にわりに近い。親近感のあるところだが、行ったことはなかった。今回、このドラマを見て、方言がわたしの郷里の方言ととてもよく似ているのに驚いた。広い意味の関西弁になると思うが、やはり田舎だからだろう、非常に間延びしている。たとえば、共通語では文節の間に「ね」「さ」「よ」を入れて拍子をとることがあるが、小浜弁と丹後弁では、それぞれの文節の最後の音をゆったりと伸ばして代用する。

もう1つ、共通語の「大阪に行く」が、小浜弁や丹後弁では「大阪に行きなる」となる。この「なる」は尊敬の助動詞で、共通語の「なさる」、京都弁の「はる」に対応すると思われる。この助動詞は自分の身内の行動にも使うし、場合によっては無生物の動作に対して使うこともある。こういうふうに何に対しても敬語を使うというのは、いわゆる京都弁もそうだと思う。やはり、丹後も若狭も、むかしから京の都の影響が大きかったということだろう。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tangoya.blog95.fc2.com/tb.php/218-776bf8dd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。