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ネットでは「芋弦式」「芋鶴式」「芋吊る式」「芋釣る式」といった表記があるらしいが、正しくは、いも(芋)のつる(蔓)、「芋蔓式」である。

サツマイモやジャガイモは江戸時代以降に日本に入ってきたものなので、それより前の日本では「いも」というとサトイモとかヤマイモのことだったのだと思う。「芋づる式」という慣用句に使われている「芋づる」は古い日本語からきているのだろう、つまり山芋か里芋の「つる」のことなのだろうとなんとなく思っていた。

ところが、「あははっ語楽 芋づる式の語源」というページによれば、「芋づる式」のいもはサツマイモのことだという。

 「芋」とはサツマイモのこと。明治になって政治の中心となったのは薩長の藩士たちでした。特に薩摩(鹿児島)は、西郷隆盛・大久保利通をはじめとしてたくさんの人物が出世しました。人々はこれを皮肉って、特産のサツマイモとかけて「芋づる式に・・」と表現するようになりました。用例としては「芋づる式に捕まる」などあまりいい意味では使われていません。やはり、語源となった事情が影響しているのでしょうか。

西郷さんにかかわっているのだとしたらおもしろい。これが本当かどうかはわからないが、考えてみれば「何とか式」というのは明治以降のいいかただろうし、明治時代ならサツマイモもジャガイモも日本全国に知れわたったなじみ深い野菜になっていただろう。

それと、蔓をたぐることで、いわゆる芋づる式に、いもに行き当たるのはサツマイモだけなのかもしれない。サトイモは一箇所にまとまってできるような印象があるし、ヤマイモは縦に深く生えているような印象がある。ただ、わたしは海辺の育ちなので芋掘りをした経験があまりなく、間違っているかもしれない。

ところで、ここまで「芋づる式」と書いてきたが、明鏡国語辞典によれば、この「芋」という字はもともとサトイモ(里芋)のことで、サツマイモやジャガイモの意味では「馬鈴薯」「甘藷」の「薯」や「藷」を使ったのだという(ただし「薯」や「藷」の本来の意味はヤマノイモ)。その意味では、「薯づる式」のほうが正しい書きかたといえるのかもしれない。
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