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少し前にチンパンジーの子どもがチンパンジーのおとなや人間のおとなよりも数字をよく覚えるという論文が発表されたというニュースがあった。

その件についての NHK のニュース解説を見ていたら、解説委員が「これをチョッカン像記憶といいます」といって、字幕に「直感像記憶」と表示された。

この字幕は間違いで「直観像記憶」が正しいのではないかと思った。Google で検索してみると、「直感像記憶」が約 945 件、「直観像記憶」が約 30,400 件だった。

「直感」とはいわゆるカン(勘、 a hunch)のことだが、「直観」は見たり聴いたり触ったりすることで全体のことを直に悟ることだとわたしは思っている。ユングの性格類型でそういうことの得意な性格を「チョッカン型」と分類していたと思うが、それも「直観型」という表記だったはずだ(ところが Google で確認してみたらユングの性格類型も「直感型」となっているページが意外に多かった)。

まあ、「チョッカン像記憶」は学術用語だろうから国語的な正しさとは別に慣用として「直感像記憶」が実は正しいということもありえる。わたしは心理学を専攻したのでこれは自分の専門分野の用語であるはずなのだが不勉強だったので専門用語としてどちらの表記が正しいのか知らない。

チンパンジーの子どもの記憶能力がヒトのおとなよりも優れているということについては、そりゃあまあ、そういうことはたくさんあるだろうなあと思う。

警察犬はヒトには嗅ぐこともできない臭いをかぎ分けてしかもそれを記憶するわけだし、にゃんこ先生は屋根から落ちてもちゃんと足から降りる。サケは生まれた川に戻ってくるし、ハチだって花のありかを覚えてダンスで表現するわけだ。記憶はヒトの専売特許ではない。


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