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squirrel は「リス」という意味の英単語だが、この単語には「変な人」という意味もあることを以前の記事のコメントで Mickey さんが教えてくださった。

辞書で調べてみると、たしかに squirrel の項に「変人」という意味が書いてある。この単語には「ため込む」という意味の動詞もあるが、変人はふつうの人が興味を持たないようなものを収集することが多いところから squirrel に「変人」という意味ができたのかもしれない。

ところで、nut という単語にも「変人」「きちがい」という意味がある。そして、その nuts を集めることから squirrel が精神科医の俗語として使われることもあるという。

日本で精神科医といえば、なだいなださんのような内科医に近い臨床医を想像するが、米国で精神科医というと患者を長いすに横たわらせて治療をするような精神分析医のことなのではないだろうか。「グッドウイルハンティング」や「アナライズミー」などの米国映画を見ていると米国は精神分析医がさかんなのだなあと思う。

精神科医に当たる正式な英単語は psychiatrist だろうか。しかし、精神科医や精神分析医を意味する俗語は、squirrel 以外にもたくさんあるようだ。ちょっと辞書を引いてみただけでも、witch doctor、loony doctor、alienist、bug、couch doctor、dome doctor、guru、head doctor、headpeeper、headshrinker、shrink などが見つかる。

このうち、head doctor と headpeeper はわかりやすい。couch doctor はまさに長いすに横たわらせて治療する印象からできた俗語だろう。dome doctor の dome は、頭のお鉢のことだと思う。shrink は映画「アナライズミー」でロバート・デ・ニーロが使っている俗語で、患者の誇大妄想を縮めるという意味があるらしい。

精神分析医は素人から見ると何をやろうとしているのかよくわからないひとたちだ。医学とは関係のない治療技術なのではないかという気もする。そういう一般的な理解の範囲を超えた職業だからいろいろな俗語ができるのだろうと思う。
コメント
この記事へのコメント
たんご屋さん、こんにちは。
そうですね、精神科医はpsychiatristと普通は言いますね。その他の、様々な言い方は。。今までクリニックをやっていて聞いたことがないです(笑)。こちらでは、精神科疾患でも症状が落ち着いている方は、私達家庭医がフォローするので、かなりの患者さんがいますが。。日本に比べて、カウンセリングやpsychoanalysisは確かに広く一般に浸透している印象です。ただ、そうした方面はどちらかというと、psychologistのテリトリーですね。精神科医は、やはり神経伝達物質に基づいた薬の処方が主なので、その点で両者の違いがあると思います。
2007/03/27(火) 11:41 | URL | Mickey #-[ 編集]
なるほど、上に書いた単語は実際には使いませんか。まあ、隠語だと思いますのでお医者さまに対しては言わないのでしょうし一部の職業や地域の人たちだけが使っているものもあるということでしょうかね。
実は、Mickey さんのおっしゃる意味の psychologist というのがいまひとつわかっていません。わたしは大学で心理学を専攻したのですが、あるときオーストラリアに長く住んでいるイギリス人にそのことを話したら「どうして psychologist にならなかったの」と言われて面食らったことがあります。そのときは psychologist というのは、学問として心理学をやる人のことかと思っていました。psychologist というのが日本でいう心理学者とは少し違ってカウンセリングなどをやる臨床的な職業をいうらしいということは後で知りました。
日本には精神分析医という資格がないからわかりにくいのかもしれませんね。臨床心理士という資格はありますが、あれは医師じゃありませんし。
2007/03/27(火) 12:52 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
そうか。肝心なことがわかっていませんでした。本文では混同して書いていますが、米国でも投薬中心の治療を行う精神科医(psychiatrist)とカウンセリングなどで治療を行う psychologist という職業にはっきりと分かれているということですね。そうすると、psychologist というのは医師とは異なる資格なのでしょうね。日本語には精神分析医という単語がありますが、精神分析医という職業は米国にも存在しないということなのでしょうか。
日本には催眠治療やカウンセリングを行うクリニック(正規の医療機関ではないと思います)がないわけではありませんが、医療保険はきかないのでかなり高額になるようです。また、多くの人は、そういう業者を胡散臭いものとして認識していると思います。実際に、占いに近いような良心的でない業者も多いでしょうしね。
2007/03/27(火) 14:43 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
たんご屋さん、またお邪魔しています!
そうですね、titleから言えば、psychiatristはMD、一方psychologistはアメリカで多くpsychotherapyをやっているのは。。PhDを持ったboard certified psychologistだと思います。ただ、私の専門ではないので。。もし思い違いがあったらごめんなさい。PhD はdoctorate degreeなので、そこからpsychoanalyst, PhDなどと言うので。。精神分析医になってしまうのでしょうか?psychiatristでも、psychotherapyをやるドクターもいるようですが、やはり大勢ではないようです。

話は横に逸れますが、アメリカでは医療の世界で実に様々なtitleが存在します。並べてみると(知っている範囲内で)。。医師(MD, DO--MDより、ランクが下に見られがちですが。。多くの分野で似たような仕事をします), あとは、日本に無い制度?なので日本語が分かりませんが。。nurse practitioner (NP), physician assistant (PA), registered nurse (RN いわゆる、日本のナース), certified nurse assistant (多分、resistered nurse の下で働くナース), medical assistant (MA)などなど。アメリカでは、分業制度がとても発達していますが。。titleの作りすぎ!という感じがしてしまいます。psychiatristとpsychologistも広い意味で、この分業制度によるものなのでしょうね。。
2007/03/28(水) 12:36 | URL | Mickey #-[ 編集]
そうそう、こんなのもあるのです。
検眼医(optometrist--OD), 足の専門医(podiatrist--DPM), chiropractor(しかし、彼らは名前の前にDr.をつけますが。。titleはなかったような・・)。こういう職業の方々は、”医”とついても、アメリカ国内では、MDからみると本当の意味での医者とは。。見なされていないようです。ややこしいですね!
2007/03/28(水) 12:47 | URL | Mickey #-[ 編集]
Mickey さん、詳しいご説明をありがとうございます。日本でも医師免許のない人を「なんとか医」ということがあります。「樹木医」がそうですね。なるほど「精神分析医」というのも本当の意味では医師でないということですかね。
MD と Ph. D. のことについては、そういえば養老孟司さんが何かの雑文で書いていらっしゃいましたが、門外漢なので適当に読み飛ばしていました。
まだ母校にいる恩師は臨床心理学の研究者ですが、研究のために精神病院にも行きますしカウンセリングもやっていますね。米国でいう psychologist に近いかもしれません。とはいってもそういう資格を認定して保証する仕組みは日本にはないと思います。
わたしも心理療法に関係のある卒業研究(夢解釈)をしたのですが、そういう分野の仕事をするつもりはありませんでしたので実際の職業として成り立っているのかどうかについては関心がありませんでした。
今回、米国で医療に従事なさっている Mickey さんのおかげでいろいろなことを知ることができました。どうもありがとうございます。
2007/03/28(水) 16:12 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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