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先週の「カンブリア宮殿」という番組でリサイクル店社長の堀之内さんというひとの話を聞いた。

以前この番組で見た楽天の社長や Google 日本法人の社長は、わたしのような半ば隠遁生活をしている低所得者とは感覚が違いすぎて「別世界の話」をしているという印象が強かった。堀之内さんの話には株式のことも世界市場のことも出てこず、ずっとわかりやすくて身近でおもしろかった。

堀之内さんは、高校を卒業していろいろな事業をやってみたがうまくいかず、夜逃げをして路上生活者になったという。その後、拾ったゴミを古物商に売ることが商売になることに気づいてリサイクル店を始めた。現在では全国にフランチャイズ店をもつ大きな会社の社長にまでなったとのことだ。

堀之内さんのやっているのは、要らないものを集めてそれを必要とするひとに安価で買ってもらうというような安易な商売ではなく、だれかにとって不要なものを引き取って新しい価値を付加して販売するという、流通業とコピーライターを併せたような、ものの価値とひとの価値観を操作する商売のようだ。

テレビでは、足の折れた椅子の足を全部取ってしまって座椅子として売るという例を実演していた。足の折れた椅子を、使いものにならないと考えるのではなくちょっと工夫することで別の価値を付加できるという見かたは、ちょっとした逆転の発想だと感心した。

番組で、堀之内さんは次のようなことをいった。
たくさんの人がいいというものより、ひとりがすごいというもののほうが価値がある

うーん、この考えかたはまさにロングテール理論そのものではないかと思った。特定の少人数を当て込んで他品種少量の商品を扱うというのは、ネット販売の世界だけでなく、堀之内さんの会社のような実店舗のある商店でも成功しうるということか。

商品の価値だけではなくひとの価値観も利用して売るという堀之内さんのような柔軟な発想は、「シャッター通り」を再活性化したいと願っている全国のひとたちにとって、よいヒントになるのかもしれないなあと思った。
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