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歯を磨き、顔を洗う。
歯を磨いて、顔を洗う。


上の 2 つは似たような意味の文だ。前者は動詞の連用形、後者は接続助詞「て」を使って 2 つの語句を結びつけている。

こういう意味の文を実際に書くとき、ふだんは、どういう理由でどちらのかたちを選ぶというわけでもなく適当に書き分けている。ただ、3 つ以上の語句を結びつける場合は意識することがある。

次のように、連用形だけで続けるときはいくら続いても変だとは思わない。

手を洗い、歯を磨き、顔を洗う。


しかし、次のように、接続助詞「て」が 2 つ以上続くと違和感を覚える。

手を洗って、歯を磨いて、顔を洗う。(△)


次のように連用形による接続が交ざっていれば違和感はない。

手を洗い、歯を磨いて、顔を洗う。
手を洗って、歯を磨き、顔を洗う。


また、前の語句が後の語句の原因や手段になるときは、接続助詞「て」がよさそうだ。

電源ボタンを押して、パソコンを起動します。
電源ボタンを押し、パソコンを起動します。(△)


単に続けて起きるできごとを結びつけるときは、連用形だけのほうがよいと思う。

箱を開け、本体を取り出し、水平な場所に設置します。
箱を開けて、本体を取り出して、水平な場所に設置します。(△)


とまとめてみたが、翻訳の実務では判断がむずかしくて考え込んでしまうことが多い。
コメント
この記事へのコメント
たんご屋さん、こんにちは。
いつも楽しく拝見しています。
私もいつも「て」を入れるか入れないかで迷います。
「て」を 2 つ以上続けるのは確かにしつこい感じの文になりまね。それ以外のときは明確な判断基準がなく、その時その時で決めています。
同じようなことで悩んでいらっしゃるということで安心しました。(^^;
2008/04/04(金) 10:42 | URL | 惑いの翻訳家志望 #-[ 編集]
惑いの翻訳家志望さんのブログ「ビジネス英語翻訳学習館」は、いつも拝見して勉強しております。わたしも不惑は過ぎていますが、まだまだ人生惑うことばかりです。
そうですね。ふだんはこんなことまで気にして文章を書いてはいられませんが、翻訳では、とくに操作説明書などでは、こういう複数の語句をつなげて書かなければならない訳文が意外に多くて困りますね。
2008/04/04(金) 11:10 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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