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「訳者冥利」という翻訳学習番組に次のような文が出てきた。

I would have thought you'd be pleased to see me.

簡単な単語だけの英文だ。しかし、(英語を訳すことを仕事にしている身としてはあまり大きな声ではいえないが)わたしは一見してこの文の意味がわからなかった。

こういう口語的な表現は英語圏で生活したことのある人はよくご存じだろうと思う。わたしはせいぜい香港に住んだことがあるぐらいで本当の英語圏に住んだことはないので、残念ながら実生活でこういう文にであったことがない。

番組によればこの文は「わたしに会えてうれしくないの?」と訳せるらしい。番組では構文や連語の解説はしていなかったが、調べてみると I would have thought... で「てっきり...だと思ったのに」というような意味になるようだ。連語というよりも条件節を省略した仮定法のふつうの文で、意訳すればそういう日本語で表現できるということだろう。

うーむ、なるほど。それにしても、Who would have thought... が「だれが...と思っただろう(いや、だれも思わなかった)」という意味になることはわかりやすいけれど、自分を主語にした仮定法は直感的にわかりにくいなあ。

いまはとりあえず頭だけで理解したけれど、考えなくても意味がすっとわかるようになるぐらいまでまだ何回もこの表現に出くわさないと、本当にこの表現を使えるようにはならないと思う。といっても、わたしの仕事にこういう英文が出てくることはこれからも一生ないだろうが。

なお、「訳者冥利」はBSフジで毎週木曜、金曜日の22:55~23:00、毎週土曜日の16:25~16:30に放送している。
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