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ちり紙はなぜちり紙というのだろうと思ったら、「塵紙」ということらしい。

ちり‐がみ【塵紙】
(1)楮(こうぞ)の外皮の屑で製した紙。表面に塵滓(かす)がある。鼻紙または落し紙として用いる。
(2)一般に、鼻紙や落し紙に用いる紙。ちりし。
(広辞苑第六版)

こうぞの皮の屑で作るということだから、再生紙ではないにしても廃物利用のようなものなのだろう。ちり紙というのは最近あまり見なくなって巻紙状のトイレットペーパーとかティッシュペーパーがよく使われている。それらはバージンパルプを売りにしているものが多い。それと比べ、むかしのひとはものを無駄にしない節約の思想を自然にもっていたのだなあと思う。

ちり紙のうちトイレで使う紙は便所紙という直接的な名称もあるが、「落とし紙」「清め紙」とやや婉曲的にいうこともある。英語では toilet paper、sanitary paper、bathroom tissue がふつうのようだが、辞書で調べてみるとやはりいろいろな俗称があるようだ。

ass-wipe、buttwipe、bumwad。直接的な言いかただ。ass、butt、bum はどれもお尻の俗称。

bumf。退屈な文書、公文書のことらしい。公文書から落とし紙という意味になったのか、それとも落とし紙の意味が前にあって公文書の意味があとからできたのか。

fodder。まぐさのこと。むかしまぐさを落とし紙に使っていたことがあるのだろうか。あるいは「絶えず補わねばならないもの」という意味もあるらしい。たしかにまぐさも馬を飼っていたら「絶えず補わねばならないもの」なのだろう。そこから落とし紙という意味ができたのか。また、この語には「弾薬」という意味もある。

ammunition(弾薬)、six by four(6 インチ×4 インチ)、army form blank(army form は軍歴記録用紙)。これらは、軍隊での俗語らしい。fodder や ammunition の「弾薬」が落とし紙の意味になるというのは、常に補充が必要なものだからなのだろうか。six by four という語もおもしろい。むかしの軍隊の落とし紙の大きさが 6 インチ×4 インチだったのだろう。いまもそうかもしれないが。
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