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ずいぶん前に引退したがスタン・ハンセンというプロレスラーがいた。日本でとても人気の高かった人で、アントニオ猪木やジャイアント馬場とよく戦っていた。

25 年ぐらい前、この人がまだばりばりの現役レスラーだったころに猪木と馬場を比較して語るのを聞いたことがある。具体的にどういう英文をしゃべったかはもちろん忘れた。
大意としては
「日本のファンは猪木と馬場のどちらが強いかをよく話題にするようだがタイプの違うレスラーでどちらが強いとはいえない。馬場はパワーファイターで猪木は scientific なレスラーだ」
といったようなことを言っていた。

猪木のことを scientific と表現したのだけはよく覚えている。そのときは「なぜ scientific なの」とふしぎに思った。scientific というと「科学的な」という意味だけしか知らなかった。そして「科学的な」といえば、事実に基づいていること、論理的、立証的、体系的といったことだと思うから、プロレスとは縁のなさそうな単語に思える。

あとでわかったのは、science に「(格闘技などの)わざ、技術」という意味があるということだった。そしてその形容詞である scientific には「技のうまい」という意味がある。

ランダムハウス英語辞典

科学的な(方法を取り入れた),(専門的な)知識[技術]を生かした;技のうまい,熟練した

研究社リーダーズ+プラスV2

わざ[技術]の(巧みな)

研究社 新英和・和英中辞典

(競技などで)わざ[術]のうまい


わたしの持っている学習者用の英英辞典にはこの意味は載っていない。もちろん、もっとちゃんとした英英辞典には載っているのだろうが。
なお、Google で定義を調べてもそれらしい意味は見つからなかった。あまり重要な語義だとは考えられていないのか、それとも、英語ネイティブにとってはあえて書かなくても「科学」と「格闘技のわざ」は同じ意味範囲としてとらえられるものなのか。

英語ノンネイティブであるわたしの感覚では格闘技の技術は個人的な「」なのだから science というより art のほうがふさわしいではないかと思うのだがそうではないらしい。
やはり英語はむずかしい。
コメント
この記事へのコメント
スタンハンセンに激しく反応してしまいました。なぜかしら大好きでした!

Scientificにそんな意味があったんですか!勉強になりました!

ウイー!(右手を上げるんでしたっけ?)
2007/04/09(月) 14:08 | URL | ゲルランゲ #twX3jaKE[ 編集]
ゲルランゲさん、いらっしゃいませ。うーん、元高校教師のゲルランゲさんでもご存じなかったですか。
けっこう知られていない意味なのですかね。「科学的な」と覚えちゃうとそれだけでよいような気になってしまう単語ですものね。
ハンセンはわたしも好きでした。かっこうよかったですよね。あの雄叫びと指のかたちはたしかテキサス・ロングホーンといったと思います。わたしはプロレスで覚えた(記憶を強化した)英単語がけっこうあるんですよ(笑)。
2007/04/09(月) 14:32 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
よろしくです
2007/04/11(水) 15:07 | URL | 伊神君 #-[ 編集]
はじめまして。
格闘技好きの会社員のかたですね。こんな場末のブログにコメントをくださってありがとうございました。
2007/04/11(水) 15:43 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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