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むかし、視聴者からのさまざまな調査依頼を芸能人の探偵が解決する「探偵!ナイトスクープ」という娯楽番組で、「車に乗ってトンネルの中で氷イチゴを食べるとメロン味になる。トンネルにふしぎな力があるのではないか」という依頼に対する調査を見たことがある。

探偵が実際に体験してみると、たしかにメロン味になったそうだ。トンネルの中では赤のシロップに橙の灯りが当たると赤色の光が吸収されてしまって赤色ではなく緑色に見えるらしい。つまり、メロン シロップのかかったかき氷のように見えるのでメロン味に感じるということだ。

通常のかき氷のシロップには、果汁が入っているわけではない。砂糖蜜に色をつけてあるだけだ。もしかしたら香料も入っているかもしれないが、そうだとしても、香料より色のほうが味を決定するための重要な要素であるということだろう。うそだと思うなら、ごはんを食用青色一号で染めて食べてみればよい。真っ白のごはんと同じ味がする、というひとがいたらたいしたものだ。

ことほどさように味覚は不正確なものといえばそのとおりだが、だからこそ融通性が高いといえる。人間の舌が単なる味覚センサーよりも優れている点だと思う。それにしても、当たり前のことだが、味を感じているのは舌先ではなく脳だということがよくわかる話だ。

色を変えるだけで味をかんたんに変えられるのなら、食品偽装、食材偽装が行われても消費者にわからないのは当たり前。鹿児島産と書いてある中国産うなぎをおいしく食べられても恥ずかしい話ではない。高級料亭の料理なんだからおいしいはずと思っていれば本人(の脳)はおいしいと感じるはずだ。
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