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太田農相:「消費者やかましい」発言、与野党とも批判や疑問 (毎日新聞ニュース)

「うるさい」とか「こだわる」なんていう語もそうだけれど、「やかましい」という語も否定的な意味合いで使われることが多いと思う。広辞苑では次のようになっている。

やかまし・い【喧しい】
[形](文)やかま・し(シク)

  1. 騒がしい。静かでない。そうぞうしい。狂、宗論「ああ―・しい、何事ぢや」。「―・しい表通り」
  2. 煩わしい。めんどうである。浄、卯月紅葉「あれへ見ゆるは父親ぢやないか…逢うて―・し爰(ここ)御免と神子の門々にぞ隠れける」
  3. 小言が多く、聞いてうるさく感じる。気むずかしい。「―・い親父だ」
  4. 好みがむずかしい。「食べ物に―・い」
  5. きびしい。「しつけが―・い」「―・い検査」
  6. 世間で評判が高い。うるさくいわれている。「―・い時事問題」
(広辞苑)

やはり「騒々しい」「煩わしい」「気むずかしい」というような意味が最初のほうに書いてある。そういう否定的な意味が本来で、肯定的な意味はあとで派生したものだろう。

大臣の真意がどうだったとしても政治家が国民に対して「やかましい」という形容詞を使わないほうがよいと思う。「日本の消費者は品質に厳しい」とでもいっておけば、問題にはならなかっただろう。語彙の選択がつたなかった。

こういうこととはちょっと違うかもしれないが、何気なく使ったことばを悪くとられることはたまにある。いっしょに仕事しているひとに「異論があるので会って話したい」という電子メールを送ったら、えらく気分を害された経験がある。「異論がある」という表現が気に入らなかったらしい。そんなこといっても、自分の考えに異論をもつひとがいるのは当たり前のことだ。だから話し合おうといっているのに。

しかし、わたしの場合と違って、政治家は話しことばが最大の仕事道具だろうから、そういうところがずさんなのは政治家としても資質があやしいと判断されてもしかたないと思う。

それにしても、むかし「農林省」を「農林水産省」に変えたのは水産の重要性を考慮したからだったと記憶するが、燃料高騰で漁民が抗議行動をしているようなこの時期に「農水相」ではなく「農相」と表記しているのはなぜなんだろう。
コメント
この記事へのコメント
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2008/08/12(火) 17:59 | | #[ 編集]
拝読しました。コメントどうもありがとうございました。
2008/08/13(水) 14:31 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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