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妻とテレビを見ていたら、大学の先生が説明したのをうけて、司会者が
「先生にご説明していただきましたように」
いった。「なんじゃそりゃ」とひとりごとをいったら、「何が変なの」と妻はふしぎそうだった。

「『ご説明していただきました』というのは、別にもっとえらいひとがいるときの言いかたじゃないか。
たとえば、大学の先生と天皇陛下がいたとして、天皇陛下に対して先生に説明をしてもらったのだったら、『陛下に先生からご説明していただきました』といってもよいけれど、この状況では先生がいちばんえらいひとなんだから、『ご説明していただきました』じゃあ変だ。
この場合は『先生がご説明になりましたように』か『先生にご説明いただきましたように』が正しいと思うよ」
というと
「えー。『ご説明していただきました』でわたしには何の違和感もないけれどね」
といわれた。

うーむ、と困ってしまった。こういうのは本来は感覚の問題なのでそう思わないといわれてしまうと、理屈で説明するのはむずかしい。いろいろな例を挙げて説明したのだが、なかなか納得してくれなかった。けっきょく、次のようにいったら、納得してくれたようだった。

「『ご説明する』というのはへりくだる言いかただよね。たとえば、『わたくしがご説明しましょう』とか『社長にご説明してください』とかいうでしょう。だから、『ご説明していただきました』というのは、『だれかもっとえらいひとにご説明する』という行為をやってもらった、ということになるじゃないの」
コメント
この記事へのコメント
「先生にご説明していただきました」のような、
誰を尊敬し、誰が謙譲しているのかわからない言い回しを
耳にするたびに違和感を覚えます。
この場合のテレビの司会者は、先生より、
視聴者の方がえらいと考えているのでしょうか。

ところで、
> 「『ご説明する』というのはへりくだる言いかた
とありますが、「ご説明する」自体に違和感はありませんか?

「説明する」をへりくだって言うと、「説明させていただく」に、
また、説明される側の発言なら、「ご説明いただく」と言うのが
もっとも違和感がないように思えるのです。
「説明」という名詞に「ご」をつけるのはいいけれど、
「説明する」という動詞(?)に「ご」をつけることが、
どこか不自然に感じるのかな、と思います。

たんご屋さんのように理路整然と「説明」できないのがもどかしいのですが。
2008/08/18(月) 11:23 | URL | sanmonbunshi #-[ 編集]
お持ちする、お電話する、ご連絡する、ご訪問する、のように、ご○○する、お○○する、というのはふつうの謙譲語ですよ。
動詞に「ご」が付くのが不自然とのことですが、尊敬語でも、お喜びになるとか、お食べになる、ご出発になるというふうに、ご○○になる、お○○になる、という言いかたをよくしますよね。それなら違和感はないのではありませんか? まあ、そういうのを動詞に「ご」が付いているというのかどうかはわかりませんけれどね。
なお、ご参考までに
http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_tousin.pdf
2008/08/18(月) 12:24 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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