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「numbe3s」という米国ドラマを見ていたら、何やらむずかしいそうなことをいう数学者の弟に対して、兄の FBI 捜査官が Bottom-line me! と叫んだので、へえ、と思った。

bottom line というのは決算表の最終行のことで、日本語の「帳尻」とちょっと似たことばだ。「帳尻」は帳簿の最後のことだが、それから派生してつじつまとか話の結末という意味もある。同様に英語の bottom line にも核心とか要諦とかいった意味がある。これは英語学習者にはよく知られたことだろう。

おもしろいと思ったのは、この表現を人(me)を目的語とする動詞として使っていたことだ。このドラマでわたしが聞いた bottom-line me! というのは、たぶん、Give me the bottom line! というのをさらに縮めた表現で「俺にわかるように要約してくれ」「つまりどういうことなんだ?」という意味だと思う。

動詞としての bottom-line はオンラインの英辞郎には収録されていないが、ランダムハウス英語辞典や研究社リーダーズ英和辞典には載っている。

bottom-line
■v.i.,v.t.収支[コスト,要点,結論]をはっきり示す.
(ランダムハウス英語辞典)

bottom-line
vt. 《口》 …に結論を出す, 決着をつける.
(研究社リーダーズ英和辞典)

しかし、これらは「(ものごとを)はっきり示す」とか「(ものごと)に結論を出す」ということだろうから、「わたしに結論を言ってくれ」という英文は Bottom-line (it) for me! になりそうだ。

Give me the bottom line! という意味の Bottom-line me! を説明すると「(人)に結論をいう」ということだ。かなり新しい口語なのだろう。ちょっとおもしろいと思ったのでご紹介した。
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