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文筆業として確定申告をしているものの、わたしの仕事は文筆業というよりパソコン入力業に近い。したがって、いかに効率的に入力ができるかが仕事の効率に直結する。

以前、音声入力を試してみたが、どうもあまり快適でなくてそのうち止めてしまった。一般に思われているであろうよりも入力精度は高く、ほぼ話したとおりに文字が入力されるのだが、ぼそぼそと話したのではダメで声を張り上げなければならない。パソコンの前でそのように話し続けるのはけっこうエネルギーが必要で、最初に想像したよりも楽なことではない。それに、翻訳は単純なデータ入力と違って少しは考えながら入力するわけなので、いつも同じペースで入力することはできない。「ファイルが変換されて…サーバに…保存され…」などと緩急をつけて話すのでは音声入力の精度も悪くなる。

音声入力を有効に使えるのは、おそらく、すでに完成した紙の原稿があって、それをパソコンのデータに変換するときではないかと思う。しかし、それなら OCR のほうが楽か…。まあ、わたしが試したのは何年も前なので、最新の製品ではもっと使いやすくなっているかもしれない。

けっきょく鍵盤から文字を入力するとなると、かな漢字変換システムが問題になる。わたしは、Windows に付属の MS-IME ではなく ジャストシステムという会社の ATOK というかな漢字変換システムを使っている。これはとても便利で、もう手放せない。

特に、省入力機能がすばらしい。省入力機能というのは、一度変換した内容が記録されていて、次からは数文字入力しただけで過去に入力した内容が候補として表示されてすぐに入力できるというものだ。たとえば、いま、「しょう」と入力すると、小さなポップアップウィンドウで「省入力機能」と表示される。そのまま shift + enter キーを押せば「省入力機能」と入力されるというわけだ。

この機能は、コンピュータ関係の長い語を入力するときに大きな威力を発揮する。「ドロップダウンコンボボックスメニュー」なんて語であっても、「どろ」と入力して tab キーを押し、「ドロップダウンコンボボックスメニュー」を選択すれば簡単に入力できる。いつもこの方法で入力すれば、入力の手間が省けるだけではなくタイプミスも少なくなるはずだ。ただし、最初にタイプミスをすると、その後ずっとタイプミスのまま変換されていくことになるが。

この省入力機能のデータは、通常、入力していく中で記録されていくのだが、すでに存在する文字データから学習させることもできる。たとえば、ソフトウェア マニュアルの翻訳では参考として過去バージョンのマニュアルや関連製品のマニュアルを支給されることがある。それをワープロソフトで開いてアドオンのツールバーから省入力データを学習させると、その製品独自の用語を省入力データとして記録させることができる。これによって、それから作業をする翻訳の入力作業を大きく効率化することができる。

また、話題の人名、映画名、流行語などがまとめられた省入力データや、はてなダイアリーのキーワードなどもジャストシステムさんのサイトからダウンロードできる。たとえば、いま、「のような」と入力すると「の・ようなもの」という変換候補が表示される。これは、森田芳光さんの映画のことだろう。これは、ジャストシステムさんのサイトからダウンロードした省入力データに入っているのだと思う。もちろん、この「森田芳光」という人名も「もりたよ」と打っただけで変換できた。

さらに、わたしの場合は、別売りの「広辞苑」、「明鏡国語辞典」、「ジーニアス和英/英和辞典」、「角川類語辞典」、「共同通信の記者ハンドブック」も ATOK に組み込んでいる。これらの辞書類は入力作業中にそのまま引くことができるので、たいへん効率がよい。

なんだか、ジャストシステムの回し者のようになってしまった。わたしはジャストシステムさんと特に利害関係はないが、本当に便利な製品だと思うので、パソコンに文字を入力する仕事のひとにぜひおすすめしたい。
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