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いまでも、想い出すとどうしても笑ってしまうことがある。6 玉の刻んだキャベツを前に途方に暮れているひとのことだ。

数年前まで、定年退職男子が中心に活動している地域活動の非営利団体に参加していた。その団体がある催しでお好み焼きの屋台を出すことになり、わたしを含む 4 人の会員がキャベツ調達担当者に割り当てられた。調達係はそれぞれ前日までに 6 玉のキャベツを購入し刻んだ状態で当日現地に持参することになっていた。

ところが、運の悪いことに催しの当日雨が降って催しが中止になってしまい、調達係の手元に 6 玉ずつのキャベツが残ることになった。ある調達担当者が「キャベツはもう刻んでしまいました。どうしましょう」と悲愴な文面の電子メールをメーリングリストに流してきた。たいへん気の毒だと思うけれど、そのようすを想像するとおかしくてしょうがなかった。

おどろいたことに、幹事は「手元のキャベツは購入者が処分してくれ」とこともなげにいう。ある幹事は「茹でてしょうゆをつけて食べるとおいしいのに。そういう食べかたを知らないのかな」とまでいったものだ。

そりゃあ、 1 、2 玉のキャベツならそのとおりかもしれないが、うさぎのエサでもあるまいし、 6 玉の刻んだキャベツを前に困っている人に対してそれはないだろうと思った。刻む前なら他人にわけることもできようが刻んでしまったらそういうわけにもいかない。冷凍するにしても酢漬けにするにしても、ともかく場所をとる。

幹事たちは定年まで会社に勤めたモーレツ世代だった。自分でキャベツを買ったことも調理したこともないから、6 玉の刻んだキャベツといってもイメージが湧かなかったのだろう。

なお、わたしはさいわいにもキャベツを刻む前に中止を知ることができたので、隣と階下の住人に 2 玉ずつお譲りし、我が家で 2 玉をおいしくいただいた。
コメント
この記事へのコメント
初めまして、彩季堂です。縞格子さんのところから飛んできました。
6 玉の刻んだキャベツの話、一コマ漫画のおうな光景が浮かびますね。なんだか無性に面白くて、声を出さずに大爆笑してしまいました。(前の方から読んできたもんですから・・・)
英語、日本語を含め言葉の話には興味があります。半分は職業的な興味ですが^.^; 
今後ともよろしくお願いします。
2008/10/03(金) 18:43 | URL | 彩季堂 #/aF5ZJNE[ 編集]
縞格子さんのブログでお会いしますね。こちらこそよろしくお願いいたします。
うちでもこの話が出るたびに妻と笑っています。本当にマンガみたいな話ですよね。
2008/10/04(土) 06:08 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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