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時代劇の「子連れ狼」を見ていたら
「目隠しにあうようでは刺客稼業は勤まらん」
と字幕に書いてあった。

会社勤めではない刺客の場合は、「勤まらん」よりも「務まらん」のほうがよいのではと思って調べてみた。明鏡国語辞典に詳しい説明があった。

つと・める【務める】〘他下一〙
役割や任務を引き受けて、その仕事をする。役割や任務に当たる。「受付[案内役]を─」「話し相手を─」「会長[議長]を─」「主役を─」
「勤」とも書いてきたが、近年「務」に統一される傾向にある(特に、~ヲに〈役割〉をとるとき)。しかし「お座敷を勤める」「お笑いを一席勤める」「座主ざすみずからが仏事を勤める」など、仕事に重点が移ると「勤」になりがちである。 つと・む(下二) 務め


もともと「つとめる」という日本語に外国語である漢字を当てたわけだから、どういう場合はどちらが正しいふうに考えるのは本末転倒なのかもしれないが、字の印象からか、「勤める」からは会社で働くことがわたしには連想される。だから、たとえば「結婚式の司会を勤める」というのはちょっと奇妙に感じる。

しかし、考えてみれば、江戸時代以前は日本に会社などなかったし、公家や武家などの公務員も人口のほんの一部だった。「勤める」と「務める」を会社や役所で働くかどうかで使い分けるというのは無理があるような気がしてきた。

ましてや、子連れ狼にとって刺客は生業なのだから、「務める」よりも「勤める」と書くほうがむしろ合っているのかもしれない。
コメント
この記事へのコメント
連続のコメント失礼いたします。

『記者ハンド』や『朝日新聞』は
 務[任務](議長の役が務まる/司会を務める/市民の務め など)
 勤[勤労](朝のお勤め/会社員が勤まる/勤め人 など)

となっています!
2008/10/03(金) 09:01 | URL | すー #-[ 編集]
共同通信の『記者ハンドブック』と『朝日新聞の用語の手引き』ですね。
そういう現代的な基準で考えても刺客稼業の場合は微妙ですよね。あれは、任務なのか勤労なのか。
2008/10/03(金) 09:18 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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