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今が旬のえんどう豆の本当の名前は「豌豆(えんどう)」で、「えんどう豆」というと「豌豆豆」になるから正しくないという。でもこういう例はいくらでもあるし間違いとしてあげつらうほどのことはないと思う。

以前、直流電流のことを DC と書いて、英語ネイティブに DC current と直されたことがある。DC とは direct current のことだから、DC current は direct current current になってしまうと思ってわざと current を付けなかったのだが、そうであっても(その文脈では)DC current が正しいとのことだった。

「歌を歌う」「食べものを食べる」などはふつうだし「後で後悔する」「速度が速い」「硬度が硬い」などは少し変だが許容範囲内だと思う。

とはいうものの程度問題であって、度が過ぎると「頭痛が痛い」とか「危険が危ない」のように滑稽な表現になってしまう。

数日前のブログ記事でわたしは「贈り物を贈る」という表現を使った。「プレゼント」や「ギフト」のようなカタカナ語はあまり好きではないので「贈り物」という単語をあえて選んだのだが、今度は重複表現になってしまった。「贈り物をする」でよかったのだ。

以前のブログに「違和感を感じる」と書いていたこともある。自分ではこの表現にまったく違和感がなかったのだが、あるとき重複表現だということに気がついた。それ以降は「違和感を覚える」と意識して書いている。

こういうのはたしか畳語というんだったっけと思って辞書で確認してみたら、これもわたしの思い違いだった。畳語というのは「山々」「人々」「知らず知らず」といった言葉のことで重複表現とは違うらしい。
コメント
この記事へのコメント
もうエンドウ豆が旬なのですね。漢字では書けません(汗)。自分で書いていて何か違和感がある(’覚える’なのでしょうね)時は重複表現だったというときがしばしばです。それでも気がつけば良いほうでして・・簡潔な文さえ書けない私。冗長なうえに重複の事実にあーあまただと溜息ばかりです。主人の書類(機械)の翻訳を手伝っていますが、DC currentにも似た、時と場合と文脈次第とでコロコロ変わる訳語に正誤がつきません(泣)
2007/04/16(月) 11:42 | URL | のら #-[ 編集]
いや、「違和感がある」は重複ではないんじゃないですか。「清涼感を感じる」とか「安定感を感じる」の場合はわたしは違和感がありませんが、どうなんでしょうね。
機械の分野は辞書には載っていない特殊な用語を使っていることが多いのでしょうね。たとえば、power supply って「給電」「電源」「パワーサプライ」などいろいろな訳がありますが、いまちょっと調べてみたら、ランダムハウスやリーダーズはもちろん、英辞郎にもコンピュータ用語辞典にも180万語対訳大辞典にも機械用語大辞典にも「パワーサプライ」という訳語はありませんね。でも、わたしは「パワーサプライ」と訳すことがいちばん多いです(笑)。

追記:「パワーサプライ」については、@nifty のデジタル用語辞典というところにありました。
http://www.nifty.com/webapp/digitalword/word/013/01357.htm
2007/04/16(月) 12:34 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
記事を拝読して頭に浮かんだのが「過半数を超える」です。この表現について、「厳密にはおかしいものの、実際にはよく使われており、それは聞いたときに『半数を超える』よりもしっくり来る人が多いからではないか」という見方をどこかで読んだことがあります。

この説が一般的なのかどうかは知りませんが、人間とは理屈では割り切れないものだと改めて思いました。

あと重複表現といえば、私の持っている英語圏の人向けの参考書にも、"reason...why" などの例をあげて「redundant な表現に注意しよう」といった記述があるので、こうした傾向は、日本語に限ったことではないのでしょうね。
2007/04/17(火) 01:07 | URL | 子守男 #SHLDkvn6[ 編集]
「過半数を超える」は、これだけよく使われていればもう変だとはいえないかもしれませんね。「お湯を沸かす」ようなもので。
more than ten のような表現を「10 以上」と訳してもふつうの文脈では間違いとはいえませんよね。技術翻訳では厳密さを求められるので「10 を超える」と訳すことが多いですが、そういう訳しかたのほうが例外的だと思います。
英語で冗長な表現を避けるというのはテクニカルライティングでもよくいわれています。とくに as a matter of fact とか at the present time、in spite of the fact that のような長い陳腐な句は「書き換えろ」じゃなくて「削除しろ」(笑)と過激なことが書いてある本もありますね。
2007/04/17(火) 08:13 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
>辞書になくとも実際にはパワーサプライと訳すことが多い。
そうなのですね。

つい先日悩んだのが”mesh"でした。一方では「フィルター」を指していたので、同パラグラフ内にまた同語があったので・・・フィルターと訳したら、それは「(歯車などの歯の)噛みあい」のことだというコメントがつきました。・・モノやそのモノの動作を知らないのでそこまで訳せないわよ(T_T)
2007/04/17(火) 10:25 | URL | のら #-[ 編集]
のらさん、ありがとうございます。
同じ段落なのに mesh が違う意味で複数回使われていたのですか。それは原著者がいけないですよね。ネイティブが見ても悪文だと思うのではないでしょうか。
辞書によれば、網目の mesh は可算名詞、歯車の mesh は不可算名詞という違いがあるようです。ご参考まで。
考えてみれば髪型のメッシュもこの mesh なんでしょうね。
2007/04/17(火) 11:15 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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