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東京新聞の「反響」欄に、先週放送の「時事放談」について次のような意見があった。

元財務相が「蛇足」を「じゃそく」と一度ならず二度までも言っていました。最近、首相の漢字の読み間違いなどが問題になっているだけに気になりました。


そのときの放送はわたしも見ていて、「じゃそく」にも気が付いていた。元財務相とは塩川正十郎さんのことだ。しかし、「じゃそく」でもよいはずと思っていたから、とくに調べもせず忘れていた。

あらためて調べてみると、やはり「じゃそく」という読みかたはある。というより、「じゃそく」のほうが本来の読みかたのようだ。漢字源によると、「蛇」という漢字は、訓読み「へび」、音読み「タ」と「イ」が呉音/漢音、「ジャ」が呉音、「シャ」が漢音だそうで、「ダ」は慣用音ということになっている。つまり、「蛇足」を「ダソク」と読んだり「蛇蝎」を「ダカツ」と読んだりするのは慣用読みらしい。「ジャソク」や「ジャカツ」では発音しにくいから、「ダソク」「ダカツ」と読まれるようになったのだろう。

「茶道」を「サドウ」ということがあるのも同じかなと思ってそちらも調べてみたら、漢字源では「茶」の唐音が「サ」で「チャ」が慣用音ということになっていた。広辞苑では「チャ」が慣用音というのは同じだが「サ」は漢音としている。いずれにせよ、毎日飲んでいる茶を「チャ」と読むのが慣用読みだったとは、おもしろい。
コメント
この記事へのコメント
「じゃそく」は初耳です。とすると「だそく」は阿弥陀の陀あたりからの百姓読みでしょうか?
茶道の方は、昔はみんな「さどう」と言っていたような気がしますが、最近はTVでも「ちゃどう」ですね。ちょっと、滑稽な響きがあって面白く感じています。
同じように、どっちが良いのか分からないのが、求道者。私は「ぐどうしゃ」と読んでいるんですが、「きゅうどうしゃ」って読みも良く聞きますね。
漢字の辞典が欲しくなりました。
2009/02/02(月) 13:30 | URL | 彩季堂 #-[ 編集]
なるほど、「陀」の「ダ」からきた百姓読みですか。それもありそうな話ですね。
でも、百姓読みというのは読めない文字を字面でむりやり読んだということで、つまり本来の読みかたを知らないひとがそう読んだということになりますが、むかしから教養のないひとでもヘビのことを「ジャ」といったような気もしますよね。「なったなったジャになった」とか「ジャの道は蛇」なんていいますし。なので、「蛇」という字を「ジャ」と読めなかったとはあまり思えません。やはり、言いやすいように発音が変化したということじゃないかなあとわたしは思います。

求道者は、ふつうは全部漢音で「キュウドウシャ」だと思います。「グ」は呉音なので「グドウシャ」は特に仏教関係で使われるようですね。

ところで、後で思ったのですが、もしかして塩川さんは「漢字の読めない麻生さんをバカしているけれど、あんたらそんなに賢いのか」といいたいがためにわざとこういう言いかたをしたのかもしれませんね。
2009/02/02(月) 14:08 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
>わざとこういう言いかたをしたのかも
ジャソクなんてわざとらしい言い方ですから、ひょっとしてそうかもしれませんね。未曾有より蛇足のほうがポピュラーだし(笑)

問題は、漢字の読み方なんかじゃないのに、あるいは、一万円程度の「はした金」をもらうかどうかじゃないのに、そんなことばかり追求しているように見える野党も、ヒドイもんです。
2009/02/03(火) 11:01 | URL | 彩季堂 #/aF5ZJNE[ 編集]
塩川さんの「じゃそく」発言にそういう意図があったのだとしたら、実に頭のよいスマートなやりかたですね。変に言い訳をしたり弁護をしたりするよりも、よほど洒落ています。
ほれ、あんたらだって間違いを正しいと思って覚えているじゃろうが、ということを、あえてそう言わずに悟らせるということですからね。
2009/02/03(火) 11:30 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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