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先日、国税の還付を知らせるはがきと、定額給付金申請用紙の入った封筒が同時に届いた。

どちらも税金が戻ってくるという意味で似たようなものに感じるが、厳密にいえば国税の還付で戻ってくるのは税金ではなく自分のお金で、定額給付金で戻ってくるのは本物の税金だ。

国税還付は確定申告書に口座情報を書くだけでそこに振り込んでくれるが、定額給付金のほうは、わたしの住む地域では、申請書とともに身分証明書のコピーと「通帳のコピー」を郵送しなければならないらしい。「身分証明書のコピー」は本人確認のためということなのだろうが、「通帳のコピー」はなぜ必要なのだろう。

20 年前なら、こんな指示はなかったのではないかと思う。そのころは、だれでも簡単にコピーをとれるほど社会にコピー機が普及していなかった。今なら、わたし自身はコピー機能のあるプリンタ複合機があるのでコピーを取れといわれてもそんなに困らないし、わたしの住む地域なら、コピー機のあるコンビニエンスストアまでだれでも歩いてアクセスできる。

とはいえ、知り合いに八十代でひとり暮らしをしている足の悪い老人がいるが彼女はどうするのだろう。困っているようなら手伝ってあげるようにと妻に言っておいたが、そういうひとは全国にたくさんいらっしゃるのではなかろうか。また、日本全体で見ればコピー機に簡単にアクセスできない地域もたくさんあると思う。当たり前のようにコピーを添付しろというのは都会に住む元気なひとの感覚だろう。

それでなくても定額給付金の給付には非常にコストがかかると聞いているのに、日本じゅうのほぼすべての世帯がコピーを取るとすると電気代や紙資源も手間もかかるし、役場では個人情報の管理も余計に必要になる。もっと効率のよい方法はなかったのだろうか。現実に、国税の還付でも地方税や国民年金の口座振替でもクレジットカードの申し込みでも、「通帳のコピー」など提出しなくても手続きしてくれるのだから。

ネットで検索してみると、次のような情報があった。

書類に申請者が書いた口座番号等に間違いがあった場合、給付金が振込できず組戻されてしまい、銀行の処理が膨大になるおそれがあるので、銀行協会が総務省に要請し、必須となったようです。申請書の口座番号と通帳のコピーを照合して記入ミスをチェックするようです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424634474

なあんだ、銀行が楽をするために、国民に手間が押しつけられたということか。
コメント
この記事へのコメント
おはようございます!

うちの場合、

身分証明書のコピーは、「世帯主以外の代理人の口座で受け取る場合のみ添付せよ」と書いてあるように思えたので、添付しませんでした。

申請書記入は単純作業でしたが、説明を読むのに少々時間を要しました。「えらい面倒臭えな~」、と思う人も多いでしょうね。
2009/04/19(日) 08:39 | URL | あきーら #ZxFJIEJM[ 編集]
おはようございます。
たしかに、住民基本台帳を基に申請書を郵送したのですから、(本人であれば)身分証明書のコピーも必要とは思えませんね。本人名義の口座情報を書くわけですし。
昨日たまたまコンビニエンスストアに行きましたら、中年のご婦人が通帳を手にしてコピー機の前を陣取り、操作がむずかしいらしくて店員さんの助けを求めていました。都下とはいえ東京都内でもこういう状況ですから、全国的には困っているひとがけっこういるのではないでしょうか。
霞ヶ関のビルにいるお役人が「コピーぐらい今どきどこでもだれでも取れるだろ」と安易に考えたのでしょう。形式主義、責任回避、繁文縟礼のお役所仕事ですね。
2009/04/19(日) 09:22 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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