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「インフル」という略語をよく見るようになった。こんな略語はこれまでなかったと思う。だれか特定のひとが使い出して広まったのではなく、今回の新型インフルエンザ騒ぎの中で自然にできたような気がする。

「インフルエンザ」という語はたしかに長い。英語でもやっぱり長ったらしいらしくて flu と略すのがふつうだ。新聞の見出しなどではできるだけ文字数を少なくする必要があるので「インフル」という語を使っているのだと思うが、そういう目的なら「流感」のほうが短い。まあ、いまでは「流感」というと逆にわかりにくいのかもしれない。

この略しかたは、新聞で「アフガニスタン」を「アフガン」と略すのと似ているなあと思った。でも、この日本語の略語としての「アフガン」は、英語の Afghan とたまたま同じだからややこしい。英語の Afghan は「アフガニスタンの」とか「アフガニスタン人」というような意味なので、Afghanistan を Afghan というのは Germany を German というのと同じようなことになる。国名のつもりで外国のひとに「アフガン」というと話が混乱するかもしれない。

それにしても、インフルエンザを略すならインフルと略すのが当然とだれもが思っているらしいのがおもしろい。infrastructure は「インフラ」、sexual harassment は「セクハラ」、「なんとなく、クリスタル」は「ナンクリ」、木村拓哉は「キムタク」など、日本語の略語は何でも 2 拍になるようだ。日本で使われる漢語の多くが 2 拍だからだと大学生のとき先生に教わったことがあるが、本当だろうか。


追記:
流感とは流行性感冒(インフルエンザ)のことで、感冒とは風邪のこと。念のため。
コメント
この記事へのコメント
 こんにちは。
 日本語の略し方と英語のそれには違いがあることも面白いですよね。 influenza が influ とならずに flu となるのは、 "flow" という意味を意識しているからなのかもしれませんね。また、in- は よく ある接頭辞なので 重要ではない と見なされるためでしょうか。
 略語と言えば、いつも違和感を感じるのが 「リストラ」 です。restructure と言うと、 「再生」 の イメージ が思い浮かぶのですが、日本語では 「人員削減」 が第一に イメージ され、(再構築されるために一度崩壊に近いことが行なわれるわけなので、その通りなのですが)、どうも変な感じが してしまいます…。 (変なのは私の感覚のほうかもしれませんが、笑。)
2009/05/14(木) 22:30 | URL | mamarimama #-[ 編集]
日本語のカタカナ語と英語では文節と強勢の場所がぜんぜん違いますから略し方も違うんでしょうね。理屈はわかりませんが、influ という略し方は英語らしくない感じはします。日本語ではブル、ヘリと頭を残しますけれど、英語ではbulldozer が dozer、helicopter が copter のように後ろを残すというのもおもしろいと思います。
リストラは、「首切り」の言い換え語というか、婉曲表現なんでしょう。
2009/05/15(金) 08:27 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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