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前回の記事にコメントをくださったくめさんというかたが「独活(うど)」を和英辞書で引いたところ、edible shoot と書いてあったそうだ。ふしぎな訳語だと思う。そんなこといったら、タケノコもアスパラガスも edible shoots だし、たいていの山菜は edible shoots といえる。ちなみに、研究社和英中辞典では次のようになっている。

うど 独活
[植] an udo (plant).

やはり独活は数少ない日本原産の野菜だから英語では udo というしかないかと思ったら、そうでもないらしい。wikipedia によれば、Japanese Spikenard としても知られるとのことだ。ちなみに、学名は Aralia cordata。斎藤和英大辞典には次のように書いてある。

うど[独活]
<名>A kind of spikenard (whose vernal shoots are a table delicacy)
♦ うどの大木だ He is a giant weed.

spikenard というのは、米国産ウコギ科の多年草でカンショウ(甘松)という薬用植物らしい。

この辞書では「うどの大木」を a giant weed と訳している。英語の a giant weed もそういうふうに比喩として使われるのかなと思って Google で検索してみた。ざっとしか見ていないが、「巨大な雑草」という文字どおりの意味以外で使っているサイトはなさそうだった。しかし、英語にそういう比喩の慣用がなかったとしても、He is a giant weed. といえばいいたいことは通じるんだろうなと思えるところがおもしろい。他の辞書では a big useless fellow とか just a big oaf とかいう表現になっている。そういう言いかたのほうがふつうなのかもしれないが、あまりおもしろくない。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは。

この前、おそらく生まれて初めて、うどを食べました。(それまでに知らず知らずに食べていたということは、ないと思います)

以前、ふと気になってごぼうを英語でどう言うのか調べたことがありましたが、英語名はあっても、分かってもらえにくそうな感じだったのを覚えています。
2009/05/15(金) 12:23 | URL | Applecheese #xbh23Phc[ 編集]
海の育ちなのでわたしも妻といっしょになるまで食べたことがありませんでした。結婚してから、妻の実家では山ウドが採れるので、今ではよく食べさせてもらっています。
牛蒡には burdock という説明的でないそのものずばりの英単語があるようですが、現実にはあまり通じないのでしょうかね。
映画の「私は貝になりたい」に、日本兵が好意で米兵捕虜に牛蒡を食わせたら木の根っこを食わせたということで虐待と見なされたというエピソードがありました。米国人には木の根っこにしか見えないのでしょうかね。
2009/05/15(金) 12:40 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
こんにちは。いつもランキングで存在が気になっていました。また、同じ将棋ファンとお見受けしました。親近感を感じています。

さて、「ウドの大木」の英訳ですが、『最新日米口語辞典』(朝日出版社)では、"just a big oaf"と訳されています。「oafは『ばか』『のろま』の意。ほかにnothing but bigでも通じる」だそうです。
2009/05/17(日) 02:49 | URL | chez_toi #x9c5GV3o[ 編集]
当方も貴ブログをときどき拝見しておりました。
just a big oaf は、わたしは英辞郎で見ました。『最新日米口語辞典』にも出ているのですね。やはりそれが自然ないいかたの1つなのでしょうか。
どうもありがとうございます。
2009/05/17(日) 08:29 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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