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テレビの時代劇を字幕付きで見ていて、「みつきのうちに…」のような台詞が、字幕では「3か月のうちに…」のようになっていることに気が付いた。なるほど、「みつき」を字幕で「3月」としてしまうと「さんがつ」と読まれてしまう。ひらがなで「みつき」だと意味を直観的に理解しにくい。「3か月(さんかげつ)」のような言いかたが江戸時代にあったかどうかはわからないが、字幕の表示されている短い時間に意味をすばやく伝えるにはその表記がいちばんよいのだろう。どんな仕事にもいろいろなくふうがあるなあと思った。

いま「3か月」と書いたが、実は少々記憶があいまいで、もしかしたら「3カ月」だったかもしれない。「3ヶ月」や「3箇月」ではなかったと思う。『共同通信記者ハンドブック』では、「3カ月」という書きかたに統一することになっている。わたしの持っているとってもとっても古い『朝日新聞の用語の手引』(1994年版)にはルールとしての記載はないが、本文では「3ヶ月」という形式の表記をしているようだ。追記のような記述がある。字幕の表記も放送局(制作会社?)によって異なるかもしれない。


追記:
字幕翻訳者のすーさんがコメント欄で教えてくださったが、『NHK 新用字用語辞典』では「3か月」という表記をよしとしているそうだ。どうもありがとうございます。また、『朝日新聞の用語の手引』(1994年版)には、用字用語の「かしょ」の欄に次のような記述があった。

かしょ(箇所)→個所、△カ所<カは小文字にしない>

つまり、『共同通信記者ハンドブック』と『朝日新聞の用語の手引』はどちらも「3カ月」という表記を標準としているということのようだ。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは^^

NHKは「3か月」です。
“みつき(なるべく「3か月」と言いかえる。「3月」「三月」「三つき」と書かない)/ひとつき ふたつき……”という記述があります。

朝日は、2002年5月の版ですと、「かしょ」の項でに、助数詞の「か」は「カ」である、という記述があります。“<注>カは小書きにしない”という注釈がついています。

“”内は引用です。
2009/05/24(日) 14:48 | URL | すー #-[ 編集]
NHK というのは『NHK 新用字用語辞典』ですね。持っていないので助かります。
「なるべく『3か月』と言いかえる」といっても、時代劇で「3か月」というのはちょっと違和感があるでしょうし、ひらがなに開くと間が抜けるしで、そのあたりはトリレンマなんでしょうね。

『朝日新聞の用語の手引』は、確かに古い版にもそのような記述がありました(見逃していました)。後で本文に補足します。
どうもありがとうございます。
2009/05/24(日) 15:43 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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