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昨晩、NHK BS のドキュメンタリ番組で、将棋界最高のタイトル「竜王」をもつ渡辺明九段と、最強将棋ソフトウェア「ボナンザ」との対戦のようすを詳細に紹介していた。とてもよくできたおもしろい番組になっていた。さすがは NHK 、視聴料を取っているだけのことはある。この対戦のことは「コンピュータ対人間」という題で以前書いた。

番組中のナレーションで、渡辺竜王がボナンザの将来の無理攻めをさそうような手を指したことを「布石だった」と表現した。「布石」は「将来のための用意」という意味で日常的に使われる言葉ではあるが、もともとは囲碁用語で現在でも囲碁用語として使われている。思わず
「将棋の番組でわざわざ布石という言葉を使うなよ」
といってしまった。それを聞いた妻が
「じゃあ、何といえばいいのよ」
とつっこんできた。
「布石は囲碁用語じゃないか。布石と同じような概念は将棋にもある」
「それはわかっているわよ。じゃあ何といえばよかったの」
「えーっと、ちょっとまってくれ」
わたしは、いっしょけんめい考えたがなかなか思い出せなかった。しばらく考えたあとで
「そうか。布陣だ」
「ああ、なるほどね」
ということになった。
布石は明らかに囲碁用語だが、布陣はもともと将棋用語というわけではない。いくさで使った用語だろうから、それこそ孫子のむかしからあった言葉だろう。でも、将棋はいってみればいくさを模したゲームだから布陣というほうが布石というよりふさわしいと思う。

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