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きょうは二十四節気の「霜降(そうこう)」。この日のことを知らなかったので、カレンダーでこの文字を見たときに「しもふり」と読むのかと思ってしまった。明鏡国語辞典によれば、このころから霜が降り始めるという。もちろん、(別の意味ではあるが)同じ字で「しもふり」とも読む場合もある。

明鏡国語辞典の説明では霜が「降(ふ)り始める」となっているが、霜とか霧などは「降(お)りる」ともいう。同じ漢字で送り仮名が違うだけだからややこしい。広辞苑の「霜降(しもふり)」の項では「霜の降りたように、白い斑点が散らばっている文様」と「降りる」のほうを使っているのがおもしろい。

雨や雪が降るのはわかるけれど、空中を落ちてくるわけでもない霜のことを「降る」とか「降りる」とかというのは、よく考えるとちょっとふしぎだ。「霜が生える」という表現であったとしてもおかしくないような気がする。科学的に考えれば、空中の水蒸気が地面で氷の結晶になって目に見えるようになるのだから、降る、降りる、というのはそれほど変ではないかもしれないが、むかしのひとがそんなことを知っていたわけではないだろう。

霜だけではなく、霧(きり)や霞(かすみ)、靄(もや)なども「降る」「降りる」ということを考えると、むかしのひとたちは、霧、霞、靄、霜などのことを、天から降ってきた、あるいは降りてきたものと考えていたのではないだろうか。もしかしたら天の雲が落ちてきたと思ったのかもしれない。


追記:
そういえば、「霧が立つ」「霞が立つ」「霜が立つ」などともいう。霧や霞などが「立つ」のは、地面や水面からたちのぼるように見えるからなのだろう。霜が「立つ」のはなぜだろう。地面から突き上げるように立つからだろうか。
コメント
この記事へのコメント
うちの地方では霜がたつとはちょっといいません。地方性もあるかもしれませんね。日本語は難しいですね!

二十四節気に霜降というのがあるんですね。勉強になりました。
2009/11/13(金) 12:43 | URL | 匿名 #-[ 編集]
あら、そうですか。立つのは霜柱かな。
わたしも二十四節気なんて、立春や春分のようなものを除けば、啓蟄とか大寒とか、ごく有名なものしか知りません。漁師の息子だからでしょうか。お百姓さんならよく知っていらっしゃいますよね、きっと。
2009/11/14(土) 06:32 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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