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前の記事で、手がヒレ状のカメが turtle で、ガメラのような手に指や爪があるカメが tortoise ではないかといういいかげんな考えを書いてみたが、米国のマンガの Mutant Turtle には指があるようなのでやはりおかしい。

で、Wikipedea の tortoise の項 を見てみたら、英国英語、米国英語、豪州英語でのカメの呼び分けが書かれていた。それによれば、
  • 英国英語では、海に棲むカメが turtle、淡水または半塩水に棲むカメは terrapin、陸にいれば tortoise。
  • 米国英語では、淡水のカメや一部のリクガメを turtle と呼ぶ傾向があり、海洋に棲むカメは sea turtle と呼ぶ。tortoise という語は厳密にリクガメ科のカメにだけ使う。terrapin という名前はダイヤモンドテラピン(北米原産の淡水ガメ)にのみ使う。
  • 豪州英語では、海水および淡水のカメの両方を turtle と呼ぶが、陸生のカメは tortoise と呼ぶ。
ということらしい。なお、誤解を避けるために専門家などは chelonian という語をよく使うとのこと。これでやっとすっきりした。

まあ、同じ「鮎」という漢字が中国では「ナマズ」日本では「アユ」を指すのと同じようなもので、棲んでいる動物やよく見かける動物は国によって違うのだから、同じ語が違う動物を指すようになるのは当たり前なのだろう。


ところで、辞書を読んでいたら、舟とか自動車がひっくり返って上下逆さまになることを turn turtle ということを知った。深刻な事態を表す語なのに、カメがひっくり返っている姿を想像してしまう、おかしみのある表現だと思う。もっとも、slow as a snail とか cool as a cucumber のように、語呂のよさのためというか、韻を踏ませるために turtle という語が選ばれただけで、実物のカメとの関連はあまりないのかもしれない。

「甲羅」つながり、そして「ひっくり返り」つながりでいえば、なにかの折りに crab という単語を調べていて catch a crab という慣用句を見つけたことがある。ランダムハウス英語辞典によれば、つぎのような意味だ。

catch a crab
〈ボートのこぎ手が〉(オールを水に深く入れすぎて)こぎそこなう,(こぎそこねて)ひっくり返る


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「カメ」について
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