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会社員の連れ合いが休みをとった。わたしは平日でも週末でもうちにいるのがふつうだが、勤め人の連れ合いが平日にうちにいることはめずらしい。前から行きたいと思っていた蕎麦屋で昼食をしたいというので、いっしょに行くことにした。

その蕎麦屋は「そ連(そば連合会)」を立ち上げた、そば好きの故杉浦日向子さんが本に書いていた店だそうだ。そういうミーハーな理由で行ってみることになったわけだが、わたしも蕎麦は大好きで蕎麦屋でうだうだと食事をするのにやぶさかでない。となりの市にある店だが公園を自転車で通り抜けて行くとよいサイクリングにもなる。ふだん運動をしないわたしにはちょうどよいだろう。

蕎麦屋の店員さんは「うちは『ジュウわり蕎麦』を出しています。ランチは・・・」と説明した。そこで、「まずはビールをください。蕎麦はあとで注文します」と答えた。

店員さんがいなくなってから、
「あの店員さんは『ジュウわり蕎麦』といっていたが、あれは『とわり蕎麦』と読むのではないのかい」
と連れ合いに聞いてみた。すると連れ合いも
「うん、わたしも『とわり蕎麦』だと思ってた」
という。
「『ジュウ』は音読みだから『ジュウわり』は重箱読みだよね。でも、長年商売をしているお蕎麦屋さんが『ジュウわり』と言っているわけだから間違えているとも思えないなあ」

けっきょく、その場ではどちらが本当なのかわからないまま、わたしたちはうちに帰った。

帰ってから広辞苑などの国語辞典を引いてみたが「十割蕎麦」という単語は載っていない。そこで、Google で検索してみると『ジュウわり』でも『とわり』でもよいと書いてあるサイトが多かった。

二八蕎麦は「ニハチ(にっぱち)蕎麦」。これを「ふたや蕎麦」と読む人はいない。そう考えれば、「十割蕎麦」は「ジュウわり蕎麦」でよいのだろう。だいいち、「勝率十割」というときはわたしも「ジュウわり」と読む。

なぜわたしや連れ合いは「十割蕎麦」を「とわり蕎麦」だと思っていたのかと考えてみると、蕎麦は日本の伝統的な食べ物なので使われている漢字は音読みではなく訓読みで読むべきなのだろうな、と勝手に推測してそのように読んでいたのではないかと思う。

(以前別のブログに書いた記事を改変して再掲しました)
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