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浅田真央選手は、昨年末の全日本選手権で前人未到の 211 点を獲得したときに「すごいうれしかったし、すごい気持ちよかった。すごいびっくりした」と言った。

「すごい」の連用形は「すごく」だ。つまり、浅田選手の発言は「すごくうれしかったし、すごく気持ちよかった。すごくびっくりした」のほうが、少なくとも文法的には正しいだろう。

とはいえ「すごい」と終止形(連体形)のかたちで副詞的に使われることがとても多い。浅田選手の発言は、まさにそういう使いかたをしている。

同じように終止形を連用形のように使用する例はあるかなと考えてみたが、あまり思いつかない。1つだけ思いつくのは「えらい大変だった」というときの「えらい」という表現だ。これはもしかすると関西弁なのかもしれない。

ところで、「すごい(すごし)」を古語辞典で調べてみると「もの寂しい」「おそろしくぞっとする」以外に「恐ろしいほどすぐれている。すばらしい」という意味が見つかった。しかも源氏物語に用例があるらしい。すごいびっくりした。
何心なき空の気色もみる人から艶にもすごくも見ゆるけりなり
帚木
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