上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「大地震」と「大震災」は「おおじしん」と「だいしんさい」と読む。原則としては、和語につけるときは「おお」、漢語につけるときは「だい」と読むのだろうから「おおじしん」は例外的な読みかただ。

「書籍編集者の校正日記」の鮎さんが「大地震と大震災」という記事でそのように書いていらっしゃる。鮎さんは「大勝負(おおしょうぶ)」や「大舞台(おおぶたい)」、「大火事(おおかじ)」「大喧嘩(おおげんか)」などの例を挙げ、古くから使われている言葉につく場合は漢語であっても「おお」と読むようだと分析なさっている。

なるほど、おっしゃるとおりだ。カタカナ語につく場合はどうだったかなとちょっと考えてみた。でも、例をほとんど思いつかない。1 つだけ「大ショック」というのを思いついた。これはたぶん「だいショック」と読むと思う。

わたしは子どものころ大地震を「だいじしん」と読んでいた。おとなになってからニュースでアナウンサが「おおじしん」と読むのを聞いて、あれれと思った。

辞書を見てみると、どちらの読みかたも項目になっている。新辞林では

おおじしん【大地震】大規模な地震。→だいじしん
だいじしん【大地震】大きな地震。マグニチュード 7 以上の地震をさす。→巨大地震
きょだいじしん【巨大地震】マグニチュードが 8 程度以上の大地震。

となっている。広辞苑では

おお‐じしん【大地震】広域にわたり被害の大きい地震。また、ゆれの大きな地震。
だい‐じしん【大地震】マグニチュード七以上の地震。それより小さいものに中・小・微小などの地震がある。

とのことだ。

どうやら、「だいじしん」は、小地震、中地震、大地震、巨大地震などマグニチュードで分類される用語の 1 つとしての読みかたらしい。たしかに、小地震、中地震を「しょうじしん」「ちゅうじしん」と読むのなら大地震を「おおじしん」とは読むのは変だ。かといって小地震、中地震を「こじしん」「なかじしん」と読むのはもっと変だろう。

アナウンサは、専門用語の大地震(だいじしん)と混同されないように「おおじしん」と読んでいるのかもしれないと思った。


追記:
その後、カタカナ語につく例として「大リーグ」「大オーケストラ」「大サーカス」を思いついた。これらは、みな「だい」と読む。カタカナ語は古くから使われていた言葉ではないので漢語と同様に「だい」と読むというのが原則だろうと思うが例外はないのだろうか。

さらに追記:
「大ショベルカー」は「おおショベルカー」と読むかもしれない。「大テーブル」「140 カラットの大ダイヤ」はどうだろう。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tangoya.blog95.fc2.com/tb.php/68-747f89de
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。