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ずいぶん前のはなしだが、両親が海外旅行に行くというときに電話がかかってきたことがある。

両親が海外旅行に行くのはそれが 2 回目だったが、英語を始めとして外国語はまったくできないひとたちである。少しは不安になったのだろう。次のようなやりとりをした。

「何か持って行ったほうがよいものはあるかね」
「割りばしを束でもっていくといいよ」
「そうか」

そう、割りばしなのである。海外に慣れていない日本人は海外旅行に行ってナイフやフォークで食事をしても本当に食べた気がしないのだ。味がよくわからない。そういう日本人が海外の食べものの味を本当に楽しむにはハシで食べることが重要であると思う。

返還前のマカオのポルトガル料理店で、現在は連れ合いになっている女性と食事をしたことがある。たんご屋はハシをもってくるように中国人の店員さんに頼んだ。そんなことを頼む人はめったにいないらしく店員さんは店の奥に引っ込んていったが、しばらくして安物の割りばしを一膳持ってきた。

中華文化圏のはずなのに割りばししかないのかいなと思ったが、ともかく、その割りばしで干しダラを食べようとした。だが、干しダラはとても堅く割りばしはすぐに折れてしまった。中国人の店員さんたちはそれを見てへらへらと笑っていた。日本ならすぐに代わりのハシをもってくるのにと憤慨した。

どこの航空会社か覚えていないが、機内食にハシが出てこなかったのでハシを頼んだこともある。そうしたら「ハシはない」といわれた。

また、ベルギーのアントワープで中華料理屋に行ったときもハシが出てこなかった。例によってハシをもってくるように店員に頼んだが、やはり「ハシはない」といわれた。中華料理屋なのにハシがないとは、あきれた。

中国や韓国でもハシを使うが、ハシだけでなく蓮華やスプーンを併用しているようだ。日本人が蓮華やスプーンなしのハシだけで食事をできるのは、食器を手で持ち上げて口まで運ぶという文化のおかげだろうと思う。

(以前別のブログに書いた記事を改変して再掲したものです)
コメント
この記事へのコメント
タイで驚いたのは長いプラスチックの箸をスプーンの上で器用にくるくる回してフォーをスパゲッティのようにハシにまとめて食べていたことです。韓国の箸も長いですし、金属製ですよね。箸にもいろいろあるのですね。。
2007/05/18(金) 09:31 | URL | Little My #GMiUtySc[ 編集]
はは。タイではそういう食べかたがふつうなのでしょうかね。それは、日本だと、なに箸というのだろう、ともかく何かのマナー違反になりそうです(笑)。
まあ、アジアの人は一体に食い道楽ですよね。そういうところが好きです。
2007/05/18(金) 09:46 | URL | たんご屋 #Qhkulfr2[ 編集]
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